遊び人の俺は、あれよあれよと見知らぬ女性が俺の嫁になる!
俺は自分で言うのもなんだけど、、、?
“若い時からかなりの遊び人で、死ぬまで俺は独身を貫き通すと決めていた!”
・・・だがある日、見知らぬ女性が俺の嫁になっていた。
本当に何も憶えてないんだ!
俺が目を覚ますと? 彼女が俺の目の前に座っていて俺と結婚した事を
俺に知らせる為に、自分の携帯を取り出し俺に動画を見せはじめた。
“彼女は日本人ではない!” それに彼女は英語も話せない!
母国語しか話せないのだ!
この見知らぬ女性と酔いつぶれている俺がどうも絡んで行って、
彼女を口説き始めていた。
それから、俺は胸のポケットから婚姻届を彼女に渡し、ここに名前を書け
と彼女に大きな声で強迫めいた事を言っていた!
確かに、俺は女の子を口説くときに胸ポケットに常に婚姻届を入れていた。
ギャグと言うか? 笑いを取る為に、いつも入れているだけ。
それを彼女は真に受けて、婚姻届に書き市役所に出したらしい。
これで俺と彼女は結婚した。
『・・・あ、あのね? 違うんだよ、俺はキミと結婚する気なんて
全くなくてさ。』
『・・・・・・』
『俺は独身生活を満喫してるんだよ! 結婚生活なんて俺には考えられ
ないんだ! 俺の言ってる事、分かる?』
『・・・・・・』
『そうだよな、言葉通じないんだよな。』
『%&$#&%$#&%$#』
『えぇ!? 何言ってんの?』
『%&$#&%$#&%$#』
『分かんないよ、何語なの?』
『&%$#&』
『もういいよ、取り合えず! “離婚しよう。”』
『$#&%$#&%%&$#&!』
『えぇ!? 何か怒ってるの?』
『$#&%$#』
『困ったな~あぁ! そうだ、携帯の翻訳を使えば? 言葉が理解できる
んじゃないか?』
『君は何処から来たの?』
『ワタシはインドネシアから来ました。』
『俺とは何処で会った?』
『ワタシの知り合いのバーで会いました。』
『俺と結婚した事、君は知ってるの?』
『知っています。』
『俺はキミと結婚するつもりはなかったんだよ。』
『知っています。』
『じゃあ、なんで婚姻届を役所に出したの?』
『日本に居たかったから。』
『・・・・・・』
・・・俺は言葉を失う!
彼女にいろんな質問をして分かった事は、彼女は何らかの罪をかぶり
自分の国から逃げるように日本にやって来たらしい。
二度と母国には帰れないと覚悟を決めて!
そんな時、俺と知り合い俺が結婚したい訳じゃないと知っていても
そうするしかなかったと俺に言った。
確かに、彼女の気持ちも良く分かる。
でも、“俺は独身生活を死ぬまで続けるつもりだった!”
その俺の気持ちはどうしたらいいのか?
少し冷静に考える必要があった。
・・・そして、俺はその日一睡もせず考えた末! 彼女との結婚生活を
選ぶことにした。
言葉もまともに通じない彼女との結婚生活。
最初はイライラしながらも、すこしづつ彼女を知っていく。
国が違えど、ずっと一緒に居るといつしか心が通じ合えた。
*
・・・あれから1年が経った。
俺は遊び人だった俺をやめ、“今は妻一筋の男になる!”
妻も少しだが、日本語が話せるようになった。
そして何より、俺と妻との間に子供がデキたんだ!
二人の間に、可愛い女の子が今は居るんだよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




