表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

学園編入へ

今日はイース魔法学園の編入試験を行う日である。未成年は必ず学園に通うことになっている。マスターに言われて書類を学園に送っていたらしい。別に通わなくても良かったのだろうが、シャナのこれからのためにも仕方なくであった。

学園の門まで行くとかなりデカい。俺とシャナは少し呆けていたが、俺は正気に戻りシャナを置いて教師と待ち合わせしている場所に歩き出す。


「待ってください!兄さん〜!」


置いて行かれたシャナは俺を呼びながら早走りで追ってくる。しばらくすると気だるそうな男性がやってきた。


「お前らが編入生か?」

「そうですね。リュウ・アマネ。そっちが義妹のシャナ・アマネです。」

「よろしくお願いします。」

「俺はこの学園の教師…ルダイ・スコールだ。」

「ルダイ先生ってランクいくつですか?」

「ん?俺はランク2だ。」

「そうですか。俺的にはランク0くらいだと思っていたんですが。」

「なんでそう思う?」


ルダイ先生が殺気を飛ばしながら聞いてくる。


「殺気を飛ばさなくてもいいんじゃないんですか?別に敵ではないですし。」

「んあそれもそうか。すまん。よくわかったな。ランク0【風皇】と呼ばれている。」

「そうですか。それと【創聖】ってしってますか?」

「知ってるが教えるわけないだろう。」

「俺はそいつと同じ世界から来てるって言ったらどうします?」

「!?」

「俺はそいつの勇者召喚に巻き込まれたんですよ。」

「な!?」


俺の爆弾発言にルダイ先生もシャナも驚きを隠せない顔をしていた。勇者召喚なんて秘密事項を知っていることや勇者のことも知っていることはごく僅かしか知られていない。


「まぁ勇者カケルにあっても俺のことは話さないでくださいね。面倒になるので。」

「俺も面倒になるから言わないでおく。そこの義妹もいいな?」

「わかりました。」

「それにしてもなんで俺にそれを話すんだ?」

「味方がいた方がいいと思っただけですよ。」


そんなことを話していながら学園長室にたどり着いた。ルダイ先生はノックもせずに部屋にはいっていった。いいのか教師。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ