表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

歩くフラグメイカーは異世界をどうする。

僕の名前は神宮寺翔琉です。

誰に言ってるんだろ?

僕は下校中に親友の龍弥と下校中に魔法陣?が現れて飲み込まれてしまった。目を開けると3人の人が立っていた。真ん中に女の子がいて両隣に騎士らしい人がいた。ここがどこだかわからなく聞いてみよう。


「こ、ここはどこでしょう?」

「ここはヴィクトリア王国、トリア城です。そして召喚の間です。あなたは勇者として召喚されました。私の名前はレーネ・ヴィクトリアと言います。貴方のお名前を教えて頂けませんか?」

「僕は神宮寺翔琉といいます。王国?召喚?なにを…」

「混乱してますね。最初からお話致しますので、ついて来てもらえませんか。」


僕はレーネさんに言われるがまま、ついていくことにした。応接間らしき場所に案内され、話を聞いた。


この世界は【イース】

この世界の面積は地球の約3倍ということ。

種族について、人種、エルフ族、獣人族、そして魔族が存在する。エルフ族は魔力が高く、獣人族は身体能力に秀でている。

天界という場所もあるがそこには天使や神がいる。彼らは地上の荒事には干渉しないということだ。

魔族の動きが活発化し、魔物による被害が拡大しているそうだ。新たな魔王が誕生し領土拡大のため動いていると読んだ王様が勇者召喚を行なった。

龍弥が言っていた通りになっちゃった。中学の頃《お前は異世界に勇者として召喚されるだろう。頑張れ。》って言われた。あの時は何の冗談かとおもったけど現実に起きてしまった。それに困っている人がいるんだ。死んでしまったお母さんに言われたことを思い出した。お母さんは病弱で長く生きていられなかった。亡くなる数日前に


いい翔琉…

あなたは人を助けなさい。

生まれついて才があってもなくとも、その力を世のため人のために使わねばなりません。

天から賜りし力で人を傷つけること、弱き人を助けること、淘汰しないことは生まれた者の諚です。

責任を持って果たさなければならないことなのです。

決して忘れることなきように生きなさい。


言われたことが頭に残って、偽善であろうとも助けている。これでいいのですよねお母さん。僕はやるよ。勇者としての責務を果たします。


「分かりました。困っている人がいるなら僕はやります。この力で世界を救います。」

「は、ひい!ありがとうございます!(か、かっこいい!何でしょう。この気持ち…恋?でしょうか。)

「大丈夫ですか?」

「だだだた、大丈夫です。」

「そう?わかった。」


レーネは顔を赤くしている。それに気づいた翔琉は彼女の額に手を当て熱を測る。熱はないみたいだしなんだろう。10分してようやく落ち着いたレーネは父…王様に挨拶をと言われたので行くことにした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ