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箱の中のダイヤモンド  作者: たきかわ由里
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13-8


「春くらいか? イベントやるってよ。クロノス主催で」

「イベント! 同窓会みたいなのですか?」

「いや、再結成メインじゃなくて、同世代の現役集めるみたいだよ。ミカさんのブラッディマリーソサエティとか…ま、俺も声掛けてもらったから知ってるんだけど」

「えっ、なに、玲次出るの?」

 初耳だったのか、龍樹は少しむくれて玲次を睨む。

「聞いてない」

「待てよ。怒んなよ」

「だってさ、ズルくない?」

「いやズルくないから! 春頃はセルスクェアもジャックもあって立て込むから、日程決まってから返事するって」

「声かかってんのはイリュージョンなの?」

「そうだけど、出られそうならジャックにしてもらうように交渉しようかと」

 それを聞いて、龍樹はにんまりと笑う。

「よし。そんなイベント、僕も出たいもん」

「他には誰が出るんですか?」

「ミキヤさんがソロと、サイバーヘッズ、コータの。カルッセルも」

「うわ、カルッセル出るんですか」

「あそこ、動いたり休んだりで解散はしてないんだよな」

「そうだったんだぁ」

 それにしても、こんなイベントが実現したら、しおんのグループ全員がはしゃぐだろう。

「ちょっと、それ友達に伝えます。伝えて大丈夫ですよね?」

「いいよ。俺以外は決定してるし、追加もまだあるかも」

「春頃ですね?」

「ああ。ゴールデンウィーク辺りかも…って、日程と会場まだだから、それは待ってくれよ」

「とりあえず、春頃だけわかればOKです」

 すぐにスマホを取り出して、グループLINEに今聞いた情報を送信する。大晦日だから、皆それぞれに忙しいだろう。

「俺の友達、4人みんな来ますよ」

「聖名ちゃんはわかるけど、他の子って誰のファンだっけ。ほら、裕奈ちゃんとか」

 龍樹は、そこそこ彼女たちの名前と顔を覚えている。先日のサイン会で再度顔と名前を一致させているので、しっかり思い出せるようだ。

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