食事は
俺達は俺の記憶を頼りに
第650開発国に向かっている
其処の廃棄町7065町が俺の生まれ故郷
朝飯を済ませ山道を歩きながら
「ジル」
「なんでしょう」
「食事は」
「はぁ」
「さっきもお聞きになられました」
「今回も同じです」
「・・・・・・」
「・・・・・・・」
ただ歩く
ただ投げる
「爆ぜよ」
獣を殺し収容し
ただ宝石を作り
ただ魔法を込める
ジルは水着アーマーを着ている
少し恥じてる所がポイント高い
肌の露出はほぼなく無色多めである
腰のベルトにナイフと魔道ガン(ハンドガンタイプ)
と収納袋がつるされている
収納袋には様々な魔法が込められた宝石が・・・
そしてゴツイブーツ黒い手袋
全て俺製作である・・・
「此れ髪につけて」
言いつつ振り向き白い小さな宝石を投げる
頬染めるジルを見つめる
「何です」
「頭部専用防具」
「頭部のダメージをかわりに受けてくれる」
「成る程」
「出来たらその都度渡す」
「分かりました」
「さあ前を向いて」
「歩くよ歩く」
ジルは俺の背をおしつつ
「興味がおありなら・・・・・」
「ジル何」
「何でもありません」
昼日が高くなる中たまに炸裂を響かせつつ・・・
お読み頂き有難う御座います。