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目覚め
「俺はフビン・オラ種族は人族」
「職業は無い」
目の前のゴブリンににこやかに話しかける
「ごぶ?」
ゴブリンは首を傾げる
今日も普通に親のすねをかじり・・・
健やかに俺は寝ていたはず・・・
「どうして此処に」
「ごぶ♪」
嬉し気なゴブリンは上を指さす
「洞窟?」
ごつごつした岩を視界におさめつつ
「それにしては」
はっきりと見え過ぎる
「あそこから落ちてきたと」
高い所に日が差し込む場所がだが・・・
「ごぶ♪」
ゴブリンは俺の腰位か?
普通のゴブリンか・・・・
いやオカシイ
俺が知る訳ない・・・・
はあしかし疲れた・・・・
「寝たい」
「ゴブ?」
「寝たい」
「・・・・・・」
「寝る」
俺は目を閉じ
「ゴブーゴゴゴーゴブーゴー」
ゴブリンは歌を奏でる
ほんとオカシイ・・・・
お読み頂き有難う御座います。