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足の舌
皆さんは何か
気になった。よしやってみよう。
と思ったことはあろうか。
僕はある。
今夜は足を洗った。
文字通り足を洗った。
水虫の気があるので丹念に洗うことにした。
久々に意識して足を洗った気がする。
両足を3回ほど丁寧に洗った後、足が何となく綺麗に見えてきた。
近くで足をよく見てみることにした。柔らかい。不意に漫画の1シーンが頭を過ぎった気がした。
面白そうと思い僕は足を近づけ、
親指を口に含んだ。
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特に味はしなかった。クセも無かった。
でも、舌が何かぷよぷよした物を舐めている。足が、まるで犬に舐められた時みたいに舐められている。
舐めている筈なのに舐められている。自分の体であるはずなのにまるで他人の様。摩訶不思議。
恐らく
脳の舌を管轄する部位と、足を管轄する部位にはだいぶ距離的な隔たりがあるのだろう。それによって自分の体なのに他人の体のように思えるのだろう。
以上。




