3話:笑えない冗談
「そういえば、ここはアト...なんちゃら王国から南方100kmの場所なんだろ?どうやって帰るんだ?」
アトラスフィア王国へ向かうことになった依音は、木陰で涼しみながらクーリアに聞いた。
「アトラスフィア王国です!国の名前ぐらい覚えてください。それで、帰る方法ですが、もちろん、歩いてですよ?」
クーリアは凄くまじめな顔で答えた。依音は口をポカンと開け唖然とした顔でクーリアを見つめた。100kmを徒歩宣言されたのだ。普通の人間なら誰もが同じ反応をするだろう。
「は...?」
「もちろん冗談ですが。ミネア大草原の真ん中には、ミネア村という大きめの集落があります。そこに転移門があって、くぐればすぐ王国ですよ。」
「笑えない冗談すぎるぞ...で、その村はここからどのくらいで着くんだ?」
「そうですねぇ。ここは大草原の真ん中の方なので、30分もあればつくと思いますよ。」
「30分も歩くのかぁ...」
依音の弱々しい呟きが、風に流されて消えていく。
ちょっと前までニートをやっていた依音には30分歩くだけでも苦痛なのである。クーリアは、立ち上がって、歩き始めた。
「そろそろ出発しましょうか。立てますか?」
クーリアは手を差し伸べてくれた。依音は手をつかんで引っ張ってもらうように体を起こして、手を頭の上で組んで伸びをした。
「それじゃ、案内してくれクーリア。」
「お任せください!」
クーリアの後をついていくようにして、依音はミネア村へと向かった。
今回は短くてすいません!!どうもしもつきひうです。
次の話の事を考えたら今回はここできるしかなかったんです。
代わりに次は長くするので、楽しみにしててくださいね。
次の投稿は日曜日ぐらいになるかもしれません。できるだけ早く投稿するようにしますね。
それでは!