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君と僕との箱暮らし  作者: 松川 カレイ
1/1

じゃあとりあえず一話

えっと、読んでくれたら嬉しいです。

「じゃあ、いくぞ。シロ。」

「うん、クロ。」

「最初はグー!」

「ジャン·ケン·ポン!!」

僕は今、年齢不詳の見た目少女の女の子とジャンケンをしている。ただの暇潰しだ。なんでこんなことになっているかと言えば、気がついたら、白い箱の中にいて、となりで少女(?)が寝ていた。としか言い様が無い。

「少女(?)って止めてくれない?仮に中身が52のオバサンだったら、それどんな読者が喜ぶの?」

「他人の回想に入ってくるな!あと、読者の話とかするな!」

「はっ!あんた回想より改装したら?」

この口の悪い奴がシロ。当初着ている服で呼び名を決めたが、間違いだった。こいつ腹は絶対真っ黒だ。

「おっと、私は読者に清純で可憐なイメージを持たせる設定だった。」

「設定!?」

「そんなことよりクロ、そろそろそろそろこの箱の説明をしないと。」

「そろがおおい。」

「仮に、万が一、何かの間違いで、アニメ化してしまった時、視聴者おいてけぼりアニメと仕舞うよ。」

「作者の夢を壊すようなこと言うな。」

「あいつが言わないと今日のご飯は生の人参だって脅してきたんです。しくしく(棒)」

「作者の方を指差して言うな!」

まあ、ちょっとぐらい説明しよう。今いる場所は壁、床、天井全て真っ白の箱の中、そして欲しいものは大体出てくる。気がついたら部屋の何処かにある。位かな。

「いっちょ前の主人公みたいに、説明してる。」

「良いだろ。主人公何だから。」

「えっ!勘違いは痛いだけですよ。」

「えっ!」

「あなたはただのモブキャラでしょう。少しセリフが多いだけで銚子に乗らないでください。」

「誰が千葉に居るんだよ。」

「銚子がわかるとは勉強してますね感心感心。」

「さっそくモブキャラ扱いかよ。」

「まあ、そんなどうでもいいことは、置いといて私は眠いので寝ます。」

「時間はいまいちわからないからな、適当に寝なきゃな。」

「誰に言っているのですか?」

「いきなり敬語?キャラぶれ始めたな。」

「ぶれてません!頻繁にキャラぶえするのが私のキャラなんです!」

「キャラぶえ?」

「噛んでなんかないです。」

「ぷっ!」

「あーっ!笑いました!酷いです!もういいです!私もう寝ます!!」

「悪かったよ、シロ。」

「・・・」

「謝るから許してくれないか?」

「・・・」

返事がない。もう寝てしまったようだ。僕も寝ようとしたころ。

「・・・・・・クロ・・・・行っちゃダメ・・・・・」

そう聞こえた気がした。


書くこと無いなあ。あっ、読んでくれました?

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