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太陽の無いこの世界で  作者: 犬箱
四月一日
5/11

四月一日 朝5

ちょっと遅くなりましたが夜介の家の構造について説明します。

一階:玄関、台所、風呂場、居間

二階:夜介の部屋、真昼の部屋、朝香の部屋

三階:父の部屋、母の部屋

このようになっております。後で家の構造の設定を変えるかもしれませんがご了承ください。

どういうことだ?やはり太陽は無いのか?じゃああの天気予報は嘘を話してた?そもそも姉さんも朝香もなんで冷静でいられるんだ?

色々な考えが頭の中に浮かぶ。整理しきれない。

俺の思考は二人の笑い声でかき消された。

「急に何を言い出すのかと思ったら太陽の話するなんて。可笑しいな夜君は。フフッ。」

「夜にー面白ーい。太陽はあるに決まってるじゃん。あー可笑しい。」

騙されたっ!

確かに可笑しな事を言っているかもしれないけどこっちは真剣なんだ。

本気で怒るつもりはないが多少は不満があることを伝えてみる。

「そんなに笑わなくたっていいだろ。怒るぞ。」

「謝るから怒らないで夜君。ちょっとからかっただけだよ。ごめんね。」

「うう、ごめんね夜にー。でも許してくれなきゃダメだよ。だってエイプリルフールだもん!」

そういえばそうだな。確かにエイプリルフールだ。雷ちゃんが知らないって言ったのもエイプリルフールだからかもしれない。まああの動揺を見たら他にも理由がありそうだけど。

「ところでメイドさんどこ!?」

あっ。忘れてた。探さなきゃいけないんだ。

「それがどこにいるか分からないんだ。家の中に居るはずだけど・・・」

「じゃあ皆で探そっか。」

ということで一階を姉さん、二階を朝香、三階を俺が探すことになった。

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