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太陽の無いこの世界で  作者: 犬箱
四月一日
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四月一日 朝1

始めて小説を書きます。更新スピードはバラバラだと思いますがよろしくお願いします。感想、レビューなど書いて頂けると作者が泣いて喜びます。どんなものでも良いのでお願いします。

四月一日


早めにセットした目覚まし時計から「我らの乱舞 汝との(ライフ)」が鳴り響く。目覚まし時計を止め、俺、川上(かわかみ) 夜介(やすけ)は布団から出る。

朝。

早朝。

良い朝。

暖かい朝。

まだ眠い朝。

布団が温い朝。

二度寝したい朝。

欠伸してしまう朝。

朝食の匂いがする朝。

外したメガネを探す朝。

外を見ると太陽が無い朝。


これが今起きた俺の状況だ。


「・・・・・・・・・・・・・・・・は?」


ごく普通の朝のはずが何かおかしな点が一つあった気がする。おかしい、おかしいだろ!だって外は雲ひとつ無いのになんで太陽が見えないんだよ!

「外に出て確認しないと・・・!」

俺は慌ててパジャマ姿のまま階段をダッシュで下りドアを開けて外へ出た。

まずは空を見上げるがやはり太陽は見当たらない。だが、それよりも驚くべきは太陽が無いのに暖かく、日差しも影もあることだ。

「どうなってんだこれ・・・」

意味のわからない状況に頭が混乱している。まるで俺だけがこの訳の分からない世界に放り出されたんじゃないかと悪寒が走る。情報が欲しい。とにかく誰でもいいから会いたい。

両親は2日前から旅行に行って今自宅には居ない。姉と妹が一人ずついるが二人とも友達の家に泊まりに行って両親同様今は居ない。

つまりこの家には俺一人しか居ない。

「待てよ・・・」

起きた時の朝の状況に一つおかしな点があったと思ったが訂正する。二つだ。そのおかしな点を確認する為に俺は家の中に一旦戻ることにした。



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