いつものボディソープ
静かな部屋に響くシャワーの音。
普段、この家に人をあげることがないためか、どこかそわそわしてしまう自分がいる。
変なものはないだろうか。
あれ、食器は洗ってたっけ。
ベッドのシーツ、全然干してないじゃん。やっべ。
「おーい、家主ー!ボディソープ切れちゃってるんだけど、何処にあるぅ?」
「はぁ………」
仕方がない。
コレに関しては俺が完全に悪い。
いつもの物置の扉を開き、一番手前の引き出しに手をかける。
あった、あった。
ドラッグストアで購入した、安いボディソープ。
セット買いで更にお得だったから、買い置きが、あと3つもある。
しばらくは安心だな。
「はい、持ってきました。」
ガチャ
「あ〜、さんきゅさんきゅ」
「………」
あの、無駄に体格いいのやめてもらっても…?
あと、水に濡れてて、なんか、うん。ね?
これを、水も滴るいい男っていうのかナ?
「だいじょぶそ?」
「うえっ?あ、わり。」
あっっぶね。
つい見入ってしまっていた。
「なに。俺のボデイ、そんなに色気ある?(笑)」
「っは?いや、いやいやいや、全く!全く持って!」
「っぷ(笑)そこまで否定したら、逆におかしいだろ(笑)」
「ッッッ〜///」
「照れちゃって〜、も〜!かわいいなぁ!(笑)」
「いい加減にしろ!!俺をどれだけからかったら気がすむんだよ!(怒)」
「あーあー、わかったから!あ、ソープありがとな!」
ガチャン
………
………
………
うわ、なんかこの洗面所、いつもよりいい匂いするかも。
なにこれ。
ジャンプーとボディソープは、いつもと同じやつなはずなのに。
え、ほんとになんなの。
あれ?
俺ってもしかしなくても、かなり変態…?




