4話 共鳴
私達は焚き火を囲んで座る
あのでっかいのは一先ず放置
「それでなんなの?共鳴って」
ずっと気になっていたことでもある
そして希望を持っている、イドはきっと何かを知っている
私達ではたどり着けない程の力を
『まず、能力なんだけどね。能力にも何段階か階級があるの』
「え」
初耳すぎる。能力は能力って決まってたし教えられていた。
「能力には…さらなる先があるの?」
『うん!』
自信満々の笑顔で答えるイド
これは本当か……
そう言われてもにわかには信じ難いのも事実
「ごめん、続けて」
『能力の階級なんだけどね、上から順に世界、帝、無名。いま人間達が持ってるのは無名クラスだね』
うーん、情報量が多い
無名……か。要するにダメなんだろうな、にしても上が帝と世界か。スケールでかいなぁ。多分、帝は国の王から来てるんだろうな。世界はそのまんまっぽいけど
「お願い、続けて」
『無名は、ある一定のことしか使えない能力。基礎だけしか出来ないみたいな』
「あ、確かにうちの家系そうかも。心理って言ったって心しか読めなかったし」
うんうんとイドは首を縦にふり肯定してくれる
『そんな感じだね、帝は応用もできて、世界だともうなんでも出来ちゃう。心理だと帝は心をコントロール出来て、世界だと完全服従だね!』
思ったよりもスゴすぎる
『”無名”は、名の通りどこにでもいる一般人、一定の領域を支配する”帝”、全世界を支配する”世界”どんどん規模が大きくなっているんだ〜』
すごいなぁ、覚えやす
「あ、そういえば私はなんなの?なんな凄いんじゃない?帝とか?」
『ご主人は世界だよ!』
…………………ん〜え、ん〜??
うーん………世界?
「え、ほんとーに?本気で言ってる?」
『うん!世界!』
…………勝ったわコレ
めっちゃヤバイんじゃない?
「ねぇねぇなになに?何ができるの?私の共鳴!」
イドに抱きつき問い出す
もふもふなので抱き心地も最高である
『わふふ〜ご主人の共鳴はね。完全服従従属作成だよ』
完全服従従属作成、字面がすごいのなんの
『完全服従従属作成はすごいんだよ!神獣でも何体でも従属を作れるし、従属を作る度にご主人は強くなるし!従属も進化するし!』
うん、なるほど。すごいんだね!
『わふわふ…ご主人すごいんだー!』
あぁ、癒される
「教えてくれてありがとう」
まぁ、癒されていよう
ぐぅ〜
お腹から音が鳴る
そいえばお腹すいたなぁ。私は視線をイノシシに移す
さて、これをどうするべきか




