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第7.5話 閑話 設定紹介(1)

 エヴリバディ、元気にしてるー?

 イケテル・タクヤ・パーティタイムだYo!

 スーパーぶっ飛び異世界コメディ、楽しんで貰えてるぅ?


 おっと、この格好のままだと、ノリノリすぎて読者が解りづらくなっちゃうYo!


服装を変えるぜ。プレミアム・シャレオツ・イケテルスーツ!


 この作品は、ネタとテンポを優先していて、ほとんど会話劇だ。

 ライトノベルではあるが、ラジオドラマ(オーディオドラマ)の脚本に近い。


 そういった都合もあって、細かい描写が不足しまくっているので、この度、設定をまとめようという話になった。


 なお、描写の調整で改稿がある点は、勘弁してくれよな。構想30分らしいからよ、この物語。


 ちなみに、今までに出てきたキャラは、一話だけの一発屋ではないぜ。もちろん、まだまだ増える予定だけどな。


 さて、そろそろ、物語の設定の説明に入るぜ。

 以降、読者のいる世界を仮にレイワと呼ぶ。この物語の舞台は、そことは違った世界だぜ。

 ちなみに、俺は作者から台本を貰っていて、アドリブ入れてるだけなので、レイワの事情は知らんからヨロシク!


 さあ始めるぜ。Check it now!



◆現在地:第3地区

 俺たちが現在いる場所は、第3地区というエリアだ。中世ヨーロッパ風の王道ファンタジーRPGのような世界観だな。


 中心地に「クエドラシティ」という街があり、地区の住人はそこを拠点としている。

 建物は中世ヨーロッパ風で、内装もそれっぽい感じが基本だが、風呂やトイレはレイワと似ている。また、武器屋、魔法屋、デザイン系ショップ等は特殊だが、他はレイワと似たような店も揃っている。


 街から少し離れると、モンスターがウヨウヨしているぜ。2、3分も歩けばドラゴンいるからな。



◆その他の地区について

 地区は色々あって、それぞれ世界観が異なる。レイワでいう時代劇のようなエリアもあるらしいぜ。



◆パフォーマー

 この世界の住人の大半は、パフォーマーが本業だ。バトルでパフォーマンスして、報酬を得ることで生活している。

 一応、他の仕事も出来るけどな。それは後程。



◆バトル相手:モンスター

 俺たちパフォーマーがバトルする相手は、街の外にいるモンスターだ。ドラゴンとか魔物だな。

 便宜上モンスターとしたが、完全な人型もいるぜ。例えばダークエルフやヴァンパイア等。

 魔王と呼ばれる連中もいて、こいつらは普通に喋る。


 なんでモンスターと戦うのかって?なんでだろ?



◆個人用端末:ホログラムタブレット

 この世界の住人は、望めばいつでも、レイワでいうスマホやタブレット端末のようなホログラム画面を、出したり消したり出来るぜ。


 操作ボタンをタッチすれば、画面が切り替わっていく。音声での操作も可能だ。

 それらの画面では、自分のステータスや所持金、他のパフォーマーの情報など、様々な情報を確認できるぜ。



◆バトル:開始方法

 パフォーマーが、バトルする意思を持ってモンスターに近づくと、そこから半径10~20メートル程度がバトルフィールドとなる。

 広さはバトル相手によって変わるぜ。


 パフォーマーは、そのフィールド内でパフォーマンスを繰り広げながらバトルをするわけだ。


 この世界では、強力な武器や魔法を簡単に創れるため、勝利するだけなら簡単だ。

 魔王クラス等の一部の相手は例外だけどな。



◆バトル:観戦方法

 この世界の住人は、他者のバトルを外部からも観戦可能だ。

 具体的には、映画のスクリーンのようなものを自由に出して観戦が出来るぜ。

 これは、個人用端末と違って、複数人で同時視聴することが可能だ。仲間内で盛り上がれるわけだな。


 バトル内容は動画としても記録されるので、個人用端末を使って検索して、後から視聴することも可能だぜ。


 なお、パフォーマーは、他者に見せたくないバトルを、非公開に設定することも出来る。

 非公開にすると、バトル現場に近寄らない限り、観戦が出来なくなる。



◆バトル:ヒットポイント(HP)

 レイワのRPGのような世界観だけど、バトルは格闘ゲームと思ったほうが解りやすいぜ。

 HPはバトル中の体力を示す数値だが、バトルが終わると勝手に全快するからな。

 勿論、HPがゼロになったら敗北だ。


 それと、HPは街のATMコーナーみたいな場所で、無料で調整可能だぜ。



◆バトル:勝利報酬

 観戦者から視聴された回数に応じて、この世界の通貨であるゴールドが得られる。


 また、観戦者はバトル内容が良かったと思ったら、投票(支持)することが可能だ。レイワのSNSでいう「いいね!」みたいな感じだな。

 バトルに投票された総数をオーディエンスポイントという。ポイントに応じた報酬も得られる。


 ただし、バトルに勝利しないと報酬は得られないぜ。

 いくら視聴と投票がされても、勝利しないと意味がないんだ。


 逆に言うと、勝利しても、視聴と投票がされなかったら、無報酬ということだ。



◆バトル:パーティ

 複数人でパーティを組んでバトルすることも出来る。

 この場合も、観戦者は個人に対して投票する。全員に一括投票する観戦者も多いけどな。


 勝利すると合計ポイントが山分けされるが、パーティの人数+1で割られて、最も多い個人ポイントを得たパフォーマーだけMVPとして2倍が得られる。

 負けたメンバーも貢献してるため、パーティが勝利していれば通常どおり報酬を得られるぜ。


 勿論、バトル相手が複数となるケースもあるぜ。



◆フォロワー

 この世界の住人は、気に入ったパフォーマーのフォロワー登録をして、フォロー(応援)することが出来るぜ。

 フォローしたパフォーマーの情報を取得しやすくなるのは勿論、フォロワー専用の企画に参加することが出来るようになるぜ。

 参加企画の例は、この俺、略してタクヤが出てくる第6話を読んでくれ。



◆ランキング

 パフォーマーは、累計オーディエンスポイントの順位を競いあっている。

 基本は週間ランキング形式。一週間でどれだけ「いいね!」を得られたかってことだな。


 総合ランキングだけでなく、地区別のランキングもあるぜ。

 勿論、上位は豪華報酬を得られる。



◆競いあっているのに、他人に投票する必要あるの?

 いい質問だ、クドウ。答えは単純で、この世界では、指定期間中に一定以上の投票をしないと、ペナルティが与えられる。

 ペナルティは、一定期間バトル禁止等で、ゴールドを稼ぎづらくなるため、普通は投票する。



◆パフォーマー以外の仕事

 炎のキタザワは稼げないと言っていたが、あれはヤマダとクドウには、まだ無理があるという意味だ。

 略してキョウコちゃんみたく、スポーツジムやサロン、ショップ等を経営すれば稼げることもあるぜ。


 基本、店員やホテルのバイトなんかは給料が低い。

 作中のファミレスにいたホログラムのウェイトレス、あれはAIスタッフだ。

 この世界では、多くの仕事はAIで足りてしまうので、大半の仕事は給料が低くなりがちだ。

 ただ、情報収集やファン獲得のために、副業でやる住人は結構いるぜ。

 勿論、AIでは足りない仕事もあるけどな。



◆政府

 この世界は政府に管理されていて、公務員の仕事もあるぜ。

 例えば、作中に出てきた、倫理委員会と動物愛護協会は、政府の組織だな。


 組織の連中は、セクシー系などの不適切なパフォーマンスに警告を出したり、ペナルティを与える権限を持っている。


 あと、バトル演出のためのエフェクトの多くは、政府のデザイナーが用意している。

 パフォーマーが自作することも出来るけど、難しいんだよな。楽曲はともかくとして。



◆特殊エリア:パンデモニウム

 魔王などの強力な相手がウヨウヨいる特殊エリアで、第3地区にある訳ではないぜ。


 ここでは、バトル相手を選べない。レイワのRPGのように、突然モンスターと遭遇する。

 更にそいつらは、封印、混乱、魅了、猛毒など、特殊な技や魔法を使うことが多い。


 パフォーマーとしては、バトルの組み立てが非常に難しいため、複数人でパーティを組んで挑むのが普通だ。


 このような特殊エリアのバトルだと、全地区から投票可能だ。

 難易度の高さから注目されやすく、視聴回数とオーディエンスポイントを稼ぎやすい。


 入場条件があって、通常、ルーキーはバトル出来ないぜ。



 そんじゃ、この辺でー!

 See you!エヴリバディ!


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