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実は俺の妹はVTuberでした。

作者: 風凪漆黒

実は俺の妹はVTuberでした。

それがわかったのはつい最近のこと。


椎名慎吾はYouTubeを見ていた。


『はーい、どうも!神楽詩結でーす!』


慎吾しかいない部屋で慎吾の携帯から聞こえる声は今超人気の神楽詩結だ。

慎吾は学校では真面目に生きており、家ではオタク。つまり隠れオタクなのだ。


「可愛いな」


慎吾から漏れてくる声はデレデレとした声。

ふと、慎吾は時計を確認する。

時計の針は午後8時。


「そろそろご飯作るか、千夏も腹減った頃だろ」


慎吾はご飯を作りながら神楽詩結の配信を見ている。


『それじゃあ次は歌を歌います!聞いてください、「空へ」』

「へー、俺この曲好きなんだよなー」


慎吾は配信を見ながら、無意識に声に出した。

卵焼き、野菜炒めをさらに盛り、ご飯をつぐ。

料理をお盆において、2階へ持って行く。

千夏の部屋のドアには【ちか♡】の看板がかかっている。

慎吾はドアノックする。


「千夏、ご飯出来たぞ」


なかなか出てこない千夏。慎吾は中の様子を聞くと、歌を歌っている。


「私には、あなたしかいない♫」


「空へ」の曲だ。

慎吾はすぐになんの曲かわかった。


「おーい、開けるぞ」


1階においてある慎吾のスマホから配信がまだ流れている。

『ごめーん、ちょっと待ってね、ミュートにする』

コメント欄は、了解やおけ、はーいなどで溢れていた。


2階にいる慎吾は配信を今は見ていない。

とその時、ガチャンとドアが開く音がした。

金髪で、純粋な瞳、慎吾より半分くらい背が低い、千夏が出てきた。


「ありがとう、お兄ちゃん」


すると、慎吾はたまたま千夏の部屋を見た。

そこにはパソコンに神楽詩結の姿。


「千夏、何してたんだ?」

「え、なにって配信だよ?」

「まさか、神楽詩結だったり?」

「そうだけど、お兄ちゃん知ってたの?」

「お、おう」

「あ、ごめん、お兄ちゃん、配信しなきゃだから、また後で」


そう言って千夏はドアを閉めた。

慎吾は階段を降りた。


「なるほど、千夏が神楽詩結だと」


慎吾は状況を整理した。


「そういえば、考えてみれば、千夏と神楽詩結の声は一緒だ、千夏と神楽詩結はまったく同じタイミングで「空へ」を歌っていた」


慎吾が考えていると、神楽詩結の配信は終わった。

慎吾はもう一度、千夏の部屋へ行った。


「千夏、いいか?」

「はーい」


ドア越しには、幼い声が響く。


「どうしたのお兄ちゃん?」

「お、なんというか千夏が神楽詩結なのか?」

「そーだよ、先も言ったじゃん」


頑張って状況を理解していく慎吾。


「いつからしてるんだ?」

「たしかー、1か月前かな、暇だったから配信してみたら意外と楽しかったから」

「そ、そうか、まぁ、楽しくやれよ」

「うん!ありがとうお兄ちゃん」


ここから始まる物語は

「まさかの実は俺の妹はVTuberでした。」

という物語。



お母さんが亡くなった日。

慎吾と千夏とお父さんは最期の時間を過ごした。

「慎吾、千夏、お母さんからだ」

お父さんからもらったのは手紙だ。

【慎吾、千夏へ。この手紙を読んでいるってことは私はこの世からいないのかな。お母さんだけ先に行ってごめんね。慎吾と千夏とはもっともっと成長してる姿が見たかったな。でもこんなわがまま言ってられないね。お母さんから2人に最後のお願いがあります。それはね、自由に生きていくこと。慎吾と千夏の好きなことをして欲しい。人生のなかで、辞めたくなったり、諦めたり、するかもしれない。でもお母さんはそれでもいい。その時は新しいことを見つけなさい。視野を広げておくと良いことが必ずある。慎吾と千夏の人生はこれからなんだから。もうすぐお別れの時かな。お母さんは慎吾と千夏が明るい人生になることは、お母さんが保証する。それじゃあ。 】

慎吾と千夏は、いっぱい泣いた。泣いた。

でもこの涙は悲しいだけでは無かった。

悲しみや楽しみ、これからの人生。いろいろな感情が詰まっている。

その日は目が腫れるまで泣いた。


「おーい、千夏、朝ごはん出来たぞ」

リビングでソファーに座りながらテレビを見ていた。

「はーい」

テーブルに着くと、「いただきます」と言って食べ始めた。

「なぁー、千夏はなんでVTuber始めたんだ?」

2人は食べながら会話した。

「んー、千夏はね、なにか始めたかった」

「なにか?」

「うん、お母さんが亡くなった時の手紙、千夏はまだ心に残ってるんだ」

千夏は胸を手にあて言った。

「自由に生きなさいって、千夏、学校も不登校で、家にこもりぱなし、でも、このままじゃいけないと思った時、VTuberに出会った」

「そうか、千夏が選んだのなら応援するよ、家族として、1ファンとしてね」

慎吾は「でも」と続けてこう言った。

「なにか悩み事とかがあったら言えよ、千夏」

「うん、ありがとう、お兄ちゃん」


朝ごはんを食べ終わった千夏は、千夏の部屋へ行った。

慎吾は食器を洗っていると、ピンポーンと音が聞こえてきた。誰かが来たのだ。

「はーい」

玄関を開けると、制服を着た女の子が来た。

「あ、はじめまして、私、千夏さんと一緒の中学で、柳田志穂と言います」

「あ、はい」

「あの、千夏さんと少し話をしてもいいですか?」

「あ、わかった、ちょっと待ってね」

慎吾は2階の千夏の部屋へと行った。

「千夏、友達が来たぞ」

扉をコンコンと叩き言った。

「友達?」

そう、千夏は学校に行ったのは入学式だけだったので友達はいない。と言って、小学校の友達は、この地域には住んでいない。

「柳田志穂って子だ」

「え、誰」

2人は1階へ降りてくると。

慎吾はリビングへ、千夏は玄関へ行った。

「千夏さん?」

「そうだけど」

「突然だけど学校来ない?みんな待ってるよ」

志穂に言われると、千夏の脳裏に記憶が蘇った。

そう、小学校の記憶、いじめられていた記憶。

学校の記憶が蘇ると、汗が出始めた。

───やめて、やめて、やめて・・・。

慎吾は心配になり、玄関に来た。

「千夏大丈夫か?」

うつむいていた千夏を見て、言葉をかけた。

「柳田さん、今日は帰ってもらっていいかな?ごめんね」

志穂は、そう言われると「分かりました。お邪魔しました」と言って、帰った。

「大丈夫か?」

「うん」

少し落ち着いた様子の千夏。

そのまま2階へと上がって行った。


その夜、慎吾はVTuber、神楽詩結の配信を見ていた。

その声はいつも通りの声。

『さぁ、行くよ!神楽詩結の配信始まりま〜す』

コメント欄も「いえーい!」「きたー!」など、視聴者もテンションが上がっていた。

『なんとね!今日はね、新衣装初お披露目しま〜す!』

コメント欄はものすごいスピードで流れていく。

あるコメントに「裸じゃね?」「下着姿も捨て難い」

『いや、裸じゃねし、下着もちゃうわい』

冗談を言いながらも配信は進んでいく。

『それじゃあ初お披露目の衣装はこちらです!』

今までの私服の衣装から着物を着た衣装に変わった。

『どう?可愛いでしょ?』

コメント欄は「可愛い」「きた!天使到来」

『こちらは、衣装デザインはオコメさんから頂きました、オコメさんありがとうございます』

その後も順調に配信は進んでいき、終わりに近づいた。

『今日は、みんな来てくれてありがとう!それじゃあまたね〜、おつかぐ〜』

配信は、終了した。


「ふー、今日も配信楽しかったなぁー」

千夏は、背伸びをしながら言った。

とその時、パソコンから1件のメールが届いた。

【はじめまして、私は、VTuberグループのワンルームと申します。】

「ワンルームって今たくさんの人気VTuberの!」

ワンルームは、最近流行りになっているVTuberグループ。大人気VTuberが数多くおり、記念日などには3Dライブ、お披露目ライブなどが行われる。

千夏は先を読んでいく。

【突然ですが、神楽詩結さん、あなたをワンルームに招待したいと思っています】

「えええ!ほんとに!」

【一度お会いしたいと思っております。もし興味がありましたらこちらまでご連絡ください】

そう、神楽詩結、千夏は、大手人気VTuberグループ、ワンルームに招待を受けたのだ。

「めちゃ嬉しいんだけど!」


後日、千夏は、承諾し、ワンルームの事務所へと足を運んだ。

千夏は、1人ではなく、慎吾を連れて、2人で来た。

「はじめまして、私はワンルームの社長の西条花菜と申します」

西条は丁寧に名刺を千夏と慎吾に渡した。

「ところで、神楽詩結さん、どうですか?入ってみませんか?」

西条は千夏に話しかける。

「わ、私は、大好きなワンルームに所属したいです。でも、私なんかがいいのかなぁーって」

千夏は言うと、西条は、大丈夫ですよと続けて言った。

「このワンルームという事務所は、自由というテーマを掲げています。まぁ、何もかも自由って訳では無いですけど、人それぞれ考え方が違う、なら、全部くっつけちゃえばいい。この考え方は、自由というテーマを掲げた時に案が出ました。すべて、縛ってはダメ。人の考えは尊重し合い、助け合い、協力し、大きなものを作っていく。とてもいい事務所だと思いませんか?私はここが大好きです」

千夏は、西条の話を一生懸命に聞いた。

「いいんじゃないか?入ってみても」

千夏の横に座っていた慎吾は、言った。

「うん、入りたいです!」

その元気な声に部屋中に響いた。

「お、元気ですね」

西条は、立って、千夏の前に手を出した。

「それでは、神楽詩結さん、椎名千夏さん、ようこそ、VTuberグループ、ワンルームへ。」

こうして、千夏はワンルームへ所属した。


───────────────

「初配信で3Dライブですか?」

千夏は、部屋で西条と通話をしていた。

『そう、ワンルームはみんな初配信は3Dライブをしているの、内容が』

「歌うとかですよね!」

西条が話している時に、迷いもなく入ってきた。

「あぁ、すみません、つい」

『いいのよ、それじゃあ1ヶ月後3Dライブというこでよろしくね』

西条は笑いながら言った。

「はい!よろしくお願いします!」

残り1ヶ月の間は、歌のレッスンをしたり、踊りのレッスンなどなど。やることがたくさんある。

『それとね、今の神楽詩結は引き継いでいきたい?それとも、神楽詩結ではなく、違うキャラで活動したい?』

ワンルームでは、転生前のキャラクターをそのまま引き継いでいくか、キャラクターを変えて全く新しいキャラクターで活動していくかが決めれる。

でも、千夏は、決めていた。

「もちろん、神楽詩結のままでお願いします」

『了解、それじゃあ、そういうことで、またねー』

「はい、失礼します」

通話を終了した。

「3Dライブか・・・やれるかな・・・」


3Dライブまで残り29日。

西条と千夏は、事務所で今後の日程について話した。

「一応、今のところはワンルームへ所属したってことは公表しない、ライブ15日前になったら枠を立てて、発表をする」

西条からもらった資料に目を通す千夏。

「ワンルームの一員だから枠立てやサムネの準備はこちらでするからね」

「はい」

「一応、こんなとこかなぁー、もし分からないことたったらいつでもきてね」

「分かりました」

この後は、レッスンが始まる。

レッスン室に入ると、先生がいた。

「お、君があの神楽詩結かい?」

「はい、そうです、椎名千夏と言います」

先生に挨拶をした、千夏。

「それじゃあ千夏、よろしくね」

その後、声出しや歌のレッスン、踊りのレッスンが始まった。


そして、ライブ15日前。

千夏は部屋でパソコンの前に座っていた。

「ついに今日、発表・・・緊張する、」

とその時、電話のコールがなった。

『あ、はい』

『千夏ちゃん、今サムネできたから枠立てるね』

「ありがとうございます」

『あ、そうだ、千夏ちゃん。敬語なんか使わなくていいからね?』

「え、でも」

『一応、私が目上だけど、なんかほら、敬語だとなかなか距離が縮まらないっていうか、なんて言うか』

「ふふ、なんですかそれ」

『あぁー、今笑ったな?』

「そんなことないよ?」

2人は会話をしながら、冗談を言い合っていた。

千夏は、神楽詩結のチャンネルにサムネができているか確認した。

【雑談回&超重大発表あり!?】という文字に神楽詩結の笑っている顔がサムネに出ていた。

「なんかすごい、私が作っていたサムネとは違う。すごい、楽しそうにしてくれそうなサムネ」

『千夏ちゃんサムネ気に入ってくれて嬉しい、これ私が作ったんだ!』

「そうなの!?すごい!」

『えへへ、なんか照れるなぁー』

「西条さんありがとうございます!」

『うん!それじゃあそろそろ始まるよ』

重大発表配信まで10分をきった。

『それじゃあ、また配信後』

「はい!」

そうして、通話は終わった。

「ふぅー」

深呼吸をする千夏。

「今日はなんだか緊張するな」

すると、階段を登ってくる音が聞こえてきた。

コンコンと扉を叩く。

「頑張れよ!」と慎吾の声がドア越しに聞こえてきた。

「うん!ありがとう!」


配信まで、1分をきった。

3、2、1

「さぁ、行くよ!神楽詩結の配信始まりま〜す」

配信を開始した直後なのに、同時接続者が10万人を突破。

「なんと今回は重大発表がありまーす!」

ネットでも大盛り上がり。

「その前に〜、神楽詩結の振り返りをしましょう!」

画面が切り替わりスライド形式になった。

「今から2年前、初配信をしました!その時は、まだトラブル続きで、視聴者も数人程度。でもみんな優しかった!こんな私でも付いてきてくれる人がいることに」

こうして、配信は進んでいき、振り返りは終わった。

「振り返りましたがいかがだったですかー?まだまだ付いてこれるかな?」

コメント欄は、「もちろん!」「当たり前!」「重大発表気になる」など。

「それでは発表します」


「なんと!私、神楽詩結は、個人活動を辞めて、大手人気VTuberグループ、ワンルームへの所属が決定しました!!」


コメント欄は、「ええええ!」「すげ!」「神楽詩結つえー!」など。

「そして、まだまだあります!」


「15日後、7月7日にワンルーム所属での初配信で、3Dライブ配信を行うことが決定しました!!」


コメント欄は、大盛り上がり、その他SNSでも急上昇、トレンド1位を獲得。

こうして、神楽詩結は、新たなスタートへ踏み出した。


────────────────────


VTuberアイドル。

VTuberとアイドルが合わさり、新たなコンテンツが創りあげられる。

今流行っているコンテンツの1つだ。


3Dライブまで、残り2日。

「ここの位置はだいたいここね」

西条は千夏に3Dライブで行う最初の位置の調整を行う。

「それじゃあ、リハーサル行くね、3、2」

西条は、リハーサルの合図をした。

「よろしくお願いします」

千夏は部屋の中にいた関係者に言った。

千夏は、歌に合わせて踊ると、実際にテレビに映し出されている神楽詩結も動き出す。

今まで練習をした成果がでている。前より歌と踊りは断然良い。

そして、リハーサルが終わった。

「千夏ちゃん、おっけー!完璧!」

西条はグーというサインをした。

「ほんと?!良かったー」

「本番まで残り2日、この調子で行くぞぉ!」


「「おー!」」



本番まで残り1日。

「ついに明日だ」

千夏は家でご飯を食べながら言った。

「どうだ?いけそうか?」

慎吾は、心配な声で言った。

「うん、みんなのおかげで、それにお兄ちゃんのおかげ」

「そうか、明日頑張れよ!」

「うん!」


昼ごはんを食べた千夏は、最終調整をしに事務所へ行った。

「じゃあ、最初は、歌から入ろう、歌い終わったら、挨拶をする」

西条は、紙に載っていることを順におっている。

「最後には、千夏ちゃんが好きな歌の「空へ」を歌って終わる」

「うん」

「緊張してるか?」

「かなり緊張してる」

「そうだよな、誰だって緊張する、でも千夏ちゃんが歌やダンスを一生懸命練習していたのは知ってるし、千夏なら絶対にいける!楽しんでおいで!」

西条は、千夏の手を握りしめて言った。

「うん!ありがとう、西条さん!」


そして、ついに3Dライブ配信当日。

3Dライブ配信を行う機械がある部屋に、千夏、西条、そして、所属のVTuber、関係者がいる。

「みんな!円陣組むよ!」

西条は、もうすぐ本番である千夏の緊張を少しでも和らげるため円陣を組むことにした。

円陣を組むと、西条が言う。

「今日ついに、神楽詩結の3Dライブ!応援してくれたみんなありがとう!ほら千夏ちゃんからもなんか言って」

西条は、千夏にふった。

「これまで支えてきてくれた皆さん本当に本当にありがとうございます!みなさんが用意してくれたライブ絶対成功させます!」

「それじゃあ!行くぞ!」

西条の掛け声と共に、

「「「「おおお!!!!!」」」」

という声が部屋中に事務所中に響いた。


「それじゃあ、行っておいで」

「行ってくる」


「本番まで3、2、1」


──────────────────

さらなる高みへと舞い上がれ♪♪

きっと夢は叶う♪♪

どこまでも♪♪

夢を追い続ける限り♪♪


「さぁ、行くよ!神楽詩結の3Dライブ配信はじまりました!」

ついに始まった3Dライブ配信。

「ついに、私も3Dになりましたぁ!」

視聴者に3Dになった姿を見せる神楽詩結。

予定通り配信は進んでおり、視聴者数が60万人越えとものすごいことになっていたり、、急上昇、トレンドで世界1位に輝いていた。


───ねぇ、お母さん、今私どんなかな?楽しくやっていけてるかな?でも私が選んだ道VTuberになる道は決して後悔してないよ。私のありのままの自分で自由に表現してるよ。お母さん見ててね。


「それでは最後の曲になりました。聞いてください「空へ」」




「みんな今日は本当に本当にありがとうございました!昔から追いかけてくれている方も今日初めて見たよって方も。今日ここにいるのはみんなが応援して」

話の途中で泣き出してしまった詩結。

「ごめんね、つい、今日ここに私がいるのはみんなが応援してくれたおかげです。感謝してもしきれないです。こんな私ですがよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!また配信で会おうね!」


こうして、無事に3Dライブ配信は終了した。

ここから、椎名千夏、神楽詩結の新しい1歩を踏み出していく。

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