今日は何の日? ひだまりのねこの気まぐれエッセイ~5月25日は『プリンの日』ですよ~(*´▽`*)~
ごきげんよう、ひだまりのねこですにゃあ。
昼休み、何気なく仲良しさんの活動報告を眺めていたら、今日25日はプリンの日らしい。
にゃんだってっっ!?
プリン……ご存知の方も多いだろうが、元になっているのはイギリス料理のプディングだ。
甘いのも甘くないのもあるが、プディングの語源とされるラテン語の「botellus」がソーセージということもあり、欧米ではどちらかといえば甘くない料理といった認識である。
ちなみにプディングがプリンという可愛らしい名前で定着したのは明治期の終わり頃。
茶碗蒸しや和菓子という素材や製法が似ている料理的な素地もあって、あっという間に全国へと広がった洋菓子の一つだ。
今では単なるデザートの一つではあるが、導入初期には、栄養価が高く、消化吸収が容易ということもあって、病人向けの食事だったらしい。
たしかに私もそんな描写を読んだことがあったような。
だが、そんなことはどうでもいい。
嫌な記憶が甦る。
「にゃ、にゃんだってえぇぇ!?」
そう……その残酷な真実は私を徹底的に打ちのめした。
プッチンプリンは
プリンではない
プリンとは、牛乳、砂糖、卵を混ぜ合わせ、蒸すことで熱を加えて固めたもの。
一方、プッチンプリンは、寒天を使って冷やして固めたもの。
それって……ゼリーじゃん!!
くっ……騙された。つまりプッチンプリンは、プリン色のゼリー。
私の純心な子ども心を返せ。
と言いたいところだが、実はプッチンプリンを食べたことは無い。
いつかは食べてみたいと憧れていたデザートであったが、食べる前にこの事実を知ってしまった以上、もう純粋な気持ちで食べることは出来ないだろう。
ゼリーにはゼリーの、プリンにはプリンへの求めているものが明確に違うのだ。
強いて言えば、カレーライスとハヤシライスぐらい違う。
一体どんな気持ちで食べれば良いのか、誰か教えて欲しい。
ちなみにプリンを食べる時、私はカラメルソースがかかっていない部分を三分の一食べ、次にカラメルソースをかけて残りの半分を食べる。最後に残った三分の一は、原型がわからなくなるほど混ぜ合わせて飲み干す。
そう、プリンは液体、プリンは飲み物。つまり猫。