新たな桃太郎伝説
お久しぶりです^^レジェンドの生時です!
忙しかったり、調子が悪かったりで、なかなか活動出来ませんでした><
昔々、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。
めでたし、めでたし……
それから百年後……
あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。
ある日、お爺さんは、山へ芝刈りに、お婆さんは、川へ洗濯をしに出かけました。
すると川から大きな桃が流れてきました。
お婆さんは家に桃を持ち帰り、お爺さんと食べようとしたら、中から男の子が生まれました。
「こりゃ〜驚いたわ」
「せっかく爺さんと食べようと思ったのに、この餓鬼、中でお漏らししよって」
「婆さん、この赤子どうしようか」
二人は悩んでいましたが、赤子のかわいい顔を見てついに
「しょうがない、ワシらで育てましょう」
と、赤子を二人で育てることにしました。
二人は、赤子に桃太郎と名づけました。
それから数年後……
村では怖い鬼に脅されて、村人たちは困っていました。
爺さんと婆さんは、桃太郎に鬼退治をして来てくれと頼みました。
「おい、マジかよ!何で俺が行くんだ?」
「お前は強い!お前なら出来る!」
そういうと、お爺さんは、桃太郎に、
「これはワシが、武○老師さまのところで修行したときに、いただいた道着じゃ」
といって桃太郎に渡しました。
「武○老師の弟子なら、お前が行けよ!」
「ワシはもう年じゃ、これからはお前の時代じゃ!」
「偉そうなこと言いやがって、ホントは昨日、ババアに作らせていただろう。しかも、亀マークじゃなくて、蝿マークになっているぞ!」
「難しい字は苦手でな〜」
「蝿のほうが難しいだろう!」
「あと、これを持っていきなさい」
そういって、お婆さんは、黍団子……ではなく、泥団子を渡した。
「こいつら完全にボケてるな」
「おっと忘れるとこじゃった……お前にふさわしい旗も持っていけ」
「おい!ジジイ、日本一って書いたつもりだろうが、日本位置になってるぞ!こんなのいらん」
桃太郎はこれ以上相手に出来んと思い、急いで家を出た。
「あ〜、めんどくせ〜」
桃太郎が休んでいたら、一匹の犬が現れました。
「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけた黍……何でないワン」
犬は泥団子だと気づき、帰ろうとした。
「おい、待てよ!団子ほしんだろう。これやるから、お前鬼退治に行って来い!」
「アンタのほうこそ鬼だ!」
「うまいか?婆の作った泥団子は?」
「勘弁してください!鬼退治に着いていきますから」
「ようしいい子だ。褒美に名前をつけてやろう。ポテトチップス略してポチ!いい名だろう」
「は、はい……」
しばらくすると、今度は猿が現れた。
「我こそは、石から生まれた石猿。斎天大聖孫悟空様だ!」
「何だコイツ……お前この物語のキャラちゃうやろ!(でも強そうだから仲間にするか)しかし、石から生まれたとは変わったやつ」
するとポチが、
「桃太郎さんだって、桃から生まれたんですよね」
と、ツッコンだ。
「黙れ!しゃべる化け犬」
そして、最後に、雉……じゃなくお城から逃げてきた白雪姫が現れた。
「孫悟空、あの子マジかわいくね〜?」
「桃さんも女好きだね〜」
「おい、宝お前にやるから、鬼退治行ってくれない?」
「いいっスよ!俺、暴れたいんし……」
「ポチ!孫悟空と一緒に鬼退治に行って来い!」
「は、はい……」
「俺、筋斗雲で行くから、お前犬かきしながらついて来い」
「ちょっ、乗せてくださいよ」
「これ、心が清くないと乗れないから」
そう言って、孫悟空は先に行ってしまった。
「(何が心が清くないとだ……猿も桃も、鬼以上に鬼だ)」
ポチは仕方なく、犬かきで鬼が島に向かった。
「白雪姫さんでしたっけ?僕、桃……ガクトといいます。良かったら、飯でも食べに行きませんか?」
「いいですよ」
「(やった〜、久々の上玉や〜)」
その頃、近くの浜辺で、子供たちが亀をいじめていた。
それを見ていた浦島太郎は、とめに入ろうとしたが、金髪に染めたホスト風の金太郎が先に止めに入ってしまった。
「君たち、いじめはダメだよ!1万あげるからやめなさい」
「マジ?やった!ゲーセン行こうぜ」
子供たちはお礼も言わないで、そのままゲームセンターへ行ってしまった。
「亀君、大丈夫?」
「ありがとうございます。お礼に竜宮城へ案内します。」
なんと浦島太郎の変わりに、金太郎が竜宮城へ行ってしまった。
仕方なく、浦島太郎は
「オラもあの男みたいにカッコよかったらな〜」
といいながら、家に帰っていった。
そして、ポチが鬼が島についた頃には、鬼たちは全員孫悟空に倒せれ、孫悟空はすでに宝を持って帰り、後に金持ちになり幸せに暮らしました。
桃太郎も白雪姫のお城に行き、意地悪な継母を奴隷にして、幸せに暮らしました。
金太郎は竜宮城での生活が気に入り、地上に戻ることなく、乙姫さまと仲良く幸せに暮らしました。
そして、本来なら、竜宮城に行くはずの浦島太郎は、金太郎みたいにカッコよくなろうと、髪を銀髪に染め、いつの間にか、ナンバーワンホストになって、贅沢な生活をして、幸せに暮らしました。
残ったポチは、この時の悔しさを歌にし、鬼たちと共にバッド・ドッグというバンドを組んで、有名人、いや有名犬となり、ようやく幸せを手に入れました。
そしてお爺さんとお婆さんは……
「婆さんや、うちにいた柿太郎はどこにいたんじゃ?」
「お爺さん、柿太郎じゃなくてQ太郎ですよ。あの子なら、海賊王になるといって、宝島に行きましたよ」
「ああ〜、そうじゃたな〜」
二人も幸せで、めでたし、めでたし……
また、これからも頑張ります^^
「ホープ」の外伝も徐々に書いていきます!