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第55話 また島村にやられた

島村にまたやられちゃった

仲間となった阿修羅王は俺たちに同行してくれた、他の八部衆の王を説得する為だ


 まずは迦楼羅王だったのだが、全く同じ展開だった


 迦楼羅王も勇者島村の実力を計りたいとの事だった


「俺がやるよ」


俺は言い切った。島村は実戦経験が足らない、


 それにエーテルの使い方も十分ものになっていない


 既にプラーナを体術に取り入れ始めた俺との差は歴然だ


 俺は既に『瞬歩』を必要としていない、アビリティを使わなくても、


 同等のスピードが普通に出せる


 アダマンタイトの短剣にはプラーナをたっぷり込め、高位の魔物の魔力障壁を破る事ができる


 一方、自身の魔力障壁にはプラーナを注ぎ込んでいる


 エーテルを使う魔法や攻撃ではほぼノーダメージだ


 実はかなり前からそうだったのだが、銃を使いたくて、披露して来なかった


 しかし、島村は食い下がった


「俺に任せろ、これは男のプライドをかけた戦いなんだ」


俺はめんどくさくなってきた。俺も男だよ......


「ああ、わかったよ」


「勝ったら、キスしてくれよな」


俺は聞いていなかった。めんど臭くて


「ああ、いいよ」


俺は聞いておけば良かったと後で後悔した


 島村は勝った......


「よかったな、島村、今回頑張ったよ」


島村はドン引きする位必死に戦った


 らしくなく、かなり卑怯な技を使った。どこで習ったんだろうか......


 リア充恐るべし......


 でも本当の怖さはその後、やってきた


「高野君、大丈夫?


 やばい事になったわよ」


泉が猫の様な瞳をこちらに向けた


「何が?」


「あなた平気なの?」


「だから何が?」


「さっき、島村君が勝ったら、キスするって約束してたわよ」


「誰が?」


「高野君......」


「まじ?」


「まじ」


俺は多分顔色が真っ青になっている


「じゃ、高野頼むよ」


「だから何を!!!!!!」


俺は結構必死になった


「約束だろ、男と男の」


島村ずるい。こんな時にそんな事言うか?


「わかったよ。どうぞ」


「いや、高野からしてくれるんじゃないのか?」


「はあ?


 俺から?


 なんでそうなる」


「そういう約束だろ?」


「そうなのか?」


俺は馬鹿だった。島村が嘘をつくとは思わなかった


「諦めて早く」


「わ、わかった」


何わかっちゃってるんだ俺?


俺は、脳内を総動員でずるい事を全力で考えた


 俺はほっぺにチューで逃げるという手を思いついた。キスはキスだ


「じゃ」


俺は島村に顔を近づけた。そして、島村の頬の近くで目を瞑る


 後は、島村の頬に触れれば任務完了の筈だった


「うううううう」


目を瞑っていた俺の

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