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第38話 王都帰還

第3章終わりです

リッチを倒した俺たちば急きょアルナロックの王都に帰る事になった


 司祭エリスから、帰還する様指示を受けた


 試練のダンジョンを攻略した島村達は事の顛末をエリスだけに伝えていた


 アリシア教と魔王に関わる内容はあまりにデリケートだった


 その為、国王への報告等は後日になっていた


 俺は島村達に合流する事にした


 南に強く言われた。人から逃げていては永遠に解決しない。確かにそうだ


 王都への馬車の中で俺たちは久しぶりに話しをした


 それにしても、南、変わったわね


「わ、わらしの何処か変わったの?」


目をうるうるさせ、南が訴える


 例の首チョンパ事件の時、みんなビビった


 俺は何度か目にしてたけど、実は今だにあれは精神的にキツい


 ただ、今、泉が言ってるのは多分、そっちじゃない


「いや、変わったでしょ」


「わ、わだち変わって、ない、ちょっと首とれても大丈夫になっらなけ」


もう、南は涙腺崩壊直前だ


 南は例の件の時にあまりにみんながドン引きしたので、それを苦にしているらしい


「そっちじゃなくて、その噛みグセと、その幼児化よ」


「いや、それが本来の南なんだ」


「え?」


俺の説明にみんなが注目する。肝心の南は幼児化中で話しにならない


「南が優等生の演技止めるんだって」


「演技止めるって?」


「本人が疲れちゃったんだって」


「そんな簡単に変わるもの?」


「南はかなり、神経使ってたみたい。だから、何も考えないとああなるみたい


 ちゃんと頭回転してる時は前と同じだよ」


「じゃ、今は?」


「例の事件で幼児化中だから、しばらく使い物にならないよ」


「そっか、どこか南は無理してる感じはしてたけど、そうだったんだ」


☆☆☆


「高野も変わったな」


「え?


 俺は変わらないよ。相変わらず、誰からも好かれないよ」


「そんな事は無いぞ


 俺はお前の事好きだぞ」


「島村の告白に俺は心躍らせた。クラスメイト一のリア充から好かれる


 俺の様なぼっちにとって、初めての経験だ」


俺は有頂天になった


「本当に?


 俺、変われたのか?」


「ああ、変わったよ


 だって、金髪に赤い目、その雰囲気、俺のどストライク」


「え?


 そっち......


 え、いや」


俺は目がクルクル踊った


 いや、何、いきなり島村に告白されてるの俺


 いや、そもそも、俺、元男、男


「いや、島村、俺、男だから......」


島村が俺の手をとって、真顔で言った


「何があっても必ず俺がお前を守ってやる」


島村はよくある男の子が女の子を守るという


 よくある奴になった


「いや、だから......」


困っている俺を泉が助けてくれた


「知らなかったわ。島村君がロリコンだったなんて」


「え?


 俺、ロリなの?」


俺は幼児化した。そう、俺と南の行動パターンはだいたい同じだった


「あ?


 高野君もおかしくなった」


泉がいつもの様に冷たい声で言った

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