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突然の神様

初投稿です。よろしくお願いします。


   パンパカパーン パンパンパンパン パンパカパーン  


          パチパチ


 「おっめでとー、君はとても運が良いことに何と!異世界に行くことが出来、さ!ら!に! 君の願いをかなえて差し上げまーす。」


 「おお……」

 咄嗟のことで何も反応出来ねぇー、何この状態、何でこんな所にいんの?俺


 何故か気付いたら白い空間に浮かんでいて目の前に若く綺麗な女の人がいた。金髪で顔が整っていてなんか神々しい感じが……


 ん?なんか女の人がぶれて幾つも顔があるように見える。


 「えっと……あ、あの……」


 「ふふふっ、混乱していますね。まあ、それも仕方ないですね。初めての体験というものは皆戸惑うものです。ですが!心配は要りません!なんたってこの(わたくし)みんなの神様(アイドル)リリィがサポートしてあげるから!」


 テ、テンションの高い神様来たなぁー、白髪の老人で物静かな感じの神様が好きなんだけどなー


 「ど、ども」


 「ふふーん、緊張してるねーもっとリラックスしてリラックス」


 「え、えーと、何で俺こんな所に?」


 「もーリラックスって言ったのに無視したぁ、まあいいや、では教えてやろうではないか!お主は死んだのだっ!風呂で寝てそのままお湯の中にブクブクっとねー、まったく何やってんだかね。寝るんだったらお布団だよ!」


 俺が死んだ?風呂で?……そんな、嘘だろ…… 

 神様とやらが俺がまだ状況を呑み込めていないのに話を進めていく。


 「それでね~君は丁度私たち神様の実験(お遊び)に適していたためにここにいるの。Are you OK?」


 「実験?」


 「そう実験、私達は幾つものの世界を持っているのだけれども時々どうしようもないくらい崩壊していく世界があってね~まぁ、その世界を修復することはできるんだけど面倒だし、どうせならすっごい力を持った奴を送り込んでその世界がどうなるか見ようってことをしてる理由(わけ)、で~……」


 神様と名乗る者が延々と何か説明している。


 ある程度時間が経ったおかげか、この何処かで見聞きしたことのある謎空間にいることにも、死んだと言われたことにも吹っ切れた。


 さっき俺は死んだと言われたが今こうしてここに居るってことはまだ死んでないはず。実体もあるし、ちゃんと意識もある。最悪幽霊でも意識さえあれば生きている事にならないだろうか(錯乱)


 そう!有名な人も言ってるじゃないか! われ思う、故に我あり、とよって俺はまだ生きてる!


 ポジティブシンキングだ。それにあれだ、よく読んでいる小説みたいな展開ぽいし、神様もなんか異世界転移させる的なことを言ってるし。

 この状態で俺が何か出来るとは思えない。もう生きられるんだったら何でもいいや、流れに身を任せるか……

 でも、聞き捨てならないことを神様らしき人が言ってたな。


 「俺は崩壊中の世界に送られるってことですか……」


 「あはは、そんなに心配そうな顔しなくても大丈夫だよ。すっごい力をあげるって言ってんじゃん。それにあなたが欲しいと思ったものは殆ど何でも叶えてあげるから。それに世界が完全に崩壊するのはそなたが向こうに行ってから二百年後だ。折角の実験(お遊び)なのに途中で終わったらつまらんだろう」


 「え!マジでなんでも好きなことを叶えてくれんですか!?それに俺が生きているうちに崩壊しないんだったらいっか!」


 「そうだよ~、どんなことでも叶えてあげる!全てをなぎ倒す力でもいいし、全てを魅了出来る能力でもいいし、あらゆる物を生み出す魔法でもいいよ、でも私達にはもちろん効かないようになってるし、完璧な万能ではないかな~でも人間には過ぎた力だよね。本当君は運がいいよ~神からの力を受け取ることが出来るほど容量のある人間なんてそんなに居ないんだから」


 そうか~。なんでもありなのか、本当に貰えるなら確かに人間には過ぎた力だな。力を使いこなす前に寿命で死ぬ人が多そう……

 でも貰えるってんだからありがたく貰おう。そして俺の体ありがとう。身長、体力、筋力、知力平凡だーって思っていたけど凄まじい潜在能力があったんだな。

 

 体力、筋力、知力が平凡なのは特に何もやってなかったからなんだけどな、もし何かやってたら結構すごい結果出てたんかなぁ


 「貰う力を決める前に俺が行く世界がどんなところか知りたいんですが」


 力を貰うっていっても世界によって必要な能力はことなるからなぁ


 現代日本みたいな世界だったら強すぎる力なんていらないし、よくある中世ヨーロッパみたいな世界だったら過ぎた知識は活用しずらいだろうし、SFの世界なら尚更(なおさら)個人の力なんていらないだろう。超ハイスペックな宇宙船が欲しいな


  いや、でも神様のくれる力だから個人でも宇宙船匹敵するかもしれんな……



 「そうですね。貴方が行く世界は、貴方のいた世界でいう中世ヨーロッパ並みの技術レベルで、魔法と私の梃子(てこ)入れで文明度はもうちょっと上ですね。

 そしてダンジョンという魔物生成器があり、人々はそこから魔物が溢れ出さないように頑張って退治しているという感じです。結構シビアな世界だから君からするとちょっとがさつで粗野な人が多いから気を付けてね♪因みに崩壊する理由だけどそのダンジョンってのが異次元から来てんだけど、そのダンジョンが増えすぎて処理が間に合わず崩壊しちゃうらしいの」


 ああー、やっぱり中世に行くことになるんかぁ。それに魔物がいる世界かー

 まあ、だったら欲しいものは殆ど決まってくるな。


 「どんな魔物がいるんですか?」


 「う~ん、こんな感じ!」


 いきなり頭の中にたくさんの異形の魔物と思われものたちの情報が入ってきた。

 

 その情報の内容を確認するよりも前に思ったことは


 ナニコレ勉強しなくてもいいじゃん!だった。中学のときにこんな風に頭に直接、社会とか数学の知識いれて欲しかったわ。


 「魔物の情報をリスト化して送っておいたから~すごいでしょ~一瞬で魔物の情報を収集してまとめあげたんだよ~、それに将来出てくる予定の魔物の情報も載せておいたから~もう、ほんっとに私ったら事務能力最強すぎー。あ、あとリストの最初のほうにある魔物は弱いやつで最後のほうの奴は崩壊する原因となるような強い魔物達だね。」


 ああー、リストの最初のほうはスライムやらゴブリンやらお馴染みの奴らですね。ゴブさんはさすがの顔面凶器具合ですなー。小っちゃい子がみたら大泣き確定だな。


 それで最後の方の奴らは……どれどれ……           





                       … え? …… 化け物じゃん

  


 鯨のバケモンとか体長百メートルとかww 何食べてんだよw 


 あ、魔力すっか、そっすか

 


 その巨体で空を飛びさらに最上位魔法とかいうハチャメチャな魔法を使い、体は頑丈な体毛により殆どの攻撃を受け付けず、傷つけたとしても人間ごときの攻撃じゃ全長に対して小さすぎるため効果ほぼ無し、でっかい穴をあけると大量の血肉が降ってきて溺死……

 でかいってのはそんだけで脅威だな。

 

 崩壊するってこれから行く世界そのものが壊れるってことか。こんなバケモンが仰山(ぎょうさん)出てくるんだぜ。上から落ちてくるだけでその世界壊せるな……


 もうクソゲーだな。そりゃ世界崩壊するわ。まあ、俺にはあんまり関係ないかな。その前に寿命で死んじゃうんだし。


 魔物の大まかな情報がわかったから大体の欲しいものの形は決まったな。少々不安はあるし、本当に神様が願いを叶えてくれるか分からないけどとりあえず頼んでみるか。


 「えっと、神様欲しいものが決まりました」







お読みいただきありがとうございます。感想お願いします。神様の口調が定まっていないのはわざとです。

 因みに神様が主人公に魔物リスト情報を送った方法ですが、世界の根源的な所にアクセスして魔物の情報を引き出し、リスト化し主人公に送った…… という訳ではなく何も無い所に椅子を出すような感じで情報を主人公の頭の中に直接生み出しました。


 神様スゲー

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