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見ナカッタ!では、終わりません?

ダンジョンでレベルやスキルを得たどこかの国の噂

作者: 楓

楽をしようとすると失敗するものです。

 〔ダンジョンの恩恵の光と闇〕

噂その1、ダンジョンでレベルアップしたら運動能力がアップした→が、レベル5辺りから日常生活が難しくなった。

○ 握力がイキなり上りコップやスプーンなどの食器類を握り潰した。

○ 運動競技などで投げたり蹴ったボールで大怪我した。(身体がぶつかり合う競技は、言うに及ばず)

○ ノリで肩を叩いたら相手が脱臼した。

噂その2、スキルで色々な事が出来るよう(簡単)になった→が、何も専門知識が無いのに色々出来るようになったせいで色々メチャクチャ!

● 料理スキル作った料理の味がアップ(料理は、上手く成ってない)ちゃんとした料理よりただ焼いただけの物が美味しい!

● 医療スキル病気や怪我を治す(病名も怪我の状態も解らないただ直す)診察もしないので原因が判らず再発率90%!

● 生産系スキル糸、木材、布などなどソレゾレの生産能力アップ(工程を知らないので視たまんまを複製)素材の善し悪しが判らずスグボロボロに!

噂その3、レベルやスキルの出現で職を失った人達がとある国に引っ越したとか……


 〔とある国の諜報員組織〕

 「それじゃあ,うちの連中まとめて首ですか?」学生服を着た少年が言うと。部屋にいた男女数人の諜報員達が「あぁ、数日後には、各方面に散らばってる奴らも戻って来る!」「情報収集の為に仕事に就いてた連中も辞めてくるてさ!」と言いながらテキパキと部屋にアル物を整理している。

 隠密、気配遮断、無音などのスキル取得者を優遇した結果である。

「アレ?でも情報収集の為に就いてた仕事って、直ぐ辞められる職種じゃナイヨネ?」邪魔しない様に部屋の隅で最新の求人情報紙を捲りながら少年が言うと「まぁ大体辞表をコッソリ置いてとんずらだな!」「一部義理難い奴らは、仕事の区切りが付くまでやってくるって、さぁ」片付いた荷物を運び出しながら返事が返って来る。

少年も部屋を出ながら「…そのまま仕事してこっち辞めれば?」っと言うと「最初の通達でその辺も言われた…けどなぁ」「諜報員を首って馬鹿?」「ダヨナ普通物理で首が飛ぶ!」「スキル取得者を雇うからコワくないんじゃない?」「引き抜きも無く組織まとめてクビ通達するのが国のトップに居るって終わってる!!」言いながら部屋を閉め扉の縁にナニかを塗ると壁と区別がなくなった。そして建物の前に⇨〈空き家〉の看板を立てるとそのまま「皆と合流してそのままとんずらだな!」そして、その国の優秀な諜報員達は、姿を消した。

人の努力を評価しない人に人を使う資格ナシ!

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