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私の彼は、最強の潔癖症。

作者: 七瀬
掲載日:2018/02/25

私と彼との出会いは...友達の飲み会で誘われて知り合った。

はじめは、そんなに気にならなかった。


全然、 『潔癖症』の【け】の字もなかったのに......。

私と付き合いだしてから、、、 『彼の本性』が出てきた。

異常な潔癖症に、キッチとした性格。



彼の名前は 『神谷 ダイスケ』32歳、一流企業で働いている。

私の名前は 『山本 そら』 24歳、カフェ店員。



付き合いだした初めの頃は、、、私から彼に手をつないだり腕を組んだり

スキンシップをいっぱいしてても、喜んでくれていたのに...。


【今では......。】


『半径1メートル以上、俺に近づくな!』

『ちゃんと、手を洗ったのか? 10回以上は洗え!』

『除菌シートは、なぜ? 持ってない! 女だろ~!』

『俺に触れるな! 菌が付くだろ~!』

『俺とキスしたいなら、、、? 歯は一日10回以上磨け!』



【彼の家に遊びに行くと......?】


『おいおい? 先ず、このスリッパを履いて!』


...玄関を入って直ぐ横の扉に入れられて...。


『えぇ!? お風呂場じゃん! なになに??』

『菌がついてるから、お風呂に入って! 出たらこれ着て!』


...そう言うと? バスローブを渡された。

初めて、彼の家に遊びに行って、とんでもない事に巻き込まれている。

私は、しぶしぶお風呂に入りバスローブを着て出ると......?

彼から、とんでもない言葉を聞く。


『そこから、出ないで!』

『なに? これ??』

『君の居場所』

『......』


そこには、1枚大きなタオルがひかれていた。

私はこの時、この男と絶対に別れると誓った!



...それなのに、私はダイスケと別れられないでいる。

潔癖症以外は、、、問題ないと思ったし優しいところもあって...。

ついつい、ズルズルと今でも付き合っている。



【例えば...?】


『今日ね...? お客さんからクレームがきてさ~怒られたんだ!』

『そんなの 気にしなくていいよ! そらはちゃんと仕事をしているんだから!』

『ダイスケ~!』

『泣きたいときは、、、泣いていいんだよ~!』

『ありがとう。』

『でも後で、、、除菌してね!』

『ううん』



...それと? 私がダイスケと別れない理由は...。


その日、ダイスケとデートの日。

二人でダイスケの運転でいろんなところに行く予定だった。


私はその日、少し体調が悪くて、、、つい車の中で嘔吐してしまった。

私はダイスケに、絶対に怒られるからずっと我慢していたけど......?

無理だった。


怒られる覚悟も決めていたのに、、、!

彼は私にこう言った。


『そら? 大丈夫か? 体調が悪かったのにごめんな!』

『...そんな、ダイスケが悪い訳じゃないじゃん! 私こそごめんね! 車の中

汚しちゃって...!』

『そんなの? 何時でもキレイにできるからいいんだよ~! それよりそらの

体調の方が心配だよ!』

『ダイスケ...。』


そう言うと......?


直ぐに、車を止められる場所に...。

私のために、、、自動販売機を探して! 水を買って来てくれた。

私が嘔吐してる間も、、、私の背中をさすってくれたり...。

本気で心配してくれて......。


物凄く、嬉しかった。


私が落ち着くと...? 車の掃除をしていた。



ダイスケの優しを知ってからは、、、私も少しの事は我慢しないと

いけないんだと思えるようになった。


それに、自然とダイスケの潔癖症にも慣れてきた。



私はいずれ、ダイスケと結婚したいと思っている。

私には、ダイスケを受け入れる準備が出来ている。


ダイスケのためにも、私も潔癖症になれたらいいな~!』



最後までお読みいただきありがとうございます。

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