表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/78

姫騎士リーゼロッテとSCP-■■■■-AW 2

 いやー驚きました。まさかSCP-871を食べていたら女騎士が独房っぽいところに入ってきたんですよ。思わず「食べます?」って聞いたらげんこつ食らいました。痛い。てか女騎士さん僕が裸見ちゃった方ではないですか。


 「で?お前は一体何なんだ?」


 おぉう。一気に聞いてきますね。どう答えよう。取り敢えずごまかしとこうかな?SCP-871を()()()()()()()テーブルの端にずらし、質問に答えようとする。


 「お前のステータスプレートは預かっている。名前の部分が解読不能だ。名前は?」


 「名前はジョン・マッケン「嘘だな」ジあばばばばば」


 嘘の名前を言おうとしたらあっさりばれてしかもなんか足の枷から電気が出てきた。不思議に思って女騎士さんの顔を見ると得意気な顔で丸い水晶を取り出して説明してくれます。


 「これはお前が嘘をつくと教えてくれる魔道具だ。それがお前が嘘をつくと反応し、私はお前の足に付いている死なない程度の雷を出す魔道具を活性化させる。分かったな?嘘をついてもばれるぞ?」


 嘘をついたらいけないんだ。()()()()()()()()()()()んだよね?


 「はい、わかりました。全部言います」

 「うむ。殊勝な心掛けだ。ではまず名前からだ。本名を言え」

 「名前はヨシヒコ・カキツバタです」

 「嘘ではないな。所属は?」

 「所属?」

 「どこの諜報部隊の者だ?クーデターでも起こすつもりだったのだろう?その前準備の為の情報収集を行っていたのでは?」

 「いえ、ただの一般人で「嘘だな」すあばばばばば」


 ぷすー。このままではこんがり焼けてしまいますって。


 「嘘をつくなと言っているだろう」


 めっちゃ怒ってる。まぁ、ここで一つ度肝を抜いてやろう。


 「いや、ほんとに一般人ですって、()()()()

 「は?」

 

 呆けたような顔をする女騎士さん。


 「異世界の勇者の一人、『役立たずの無能』ヨシヒコ・カキツバタです。jobスキルの暴走であそこに飛んでしまいました。ええ、本当にごめんなさい。事故とはいえレディの裸を見てしまいました」

 「ーは?」


 信じられない顔をしてこちらを見る女騎士さん。ちょっとドヤ顔してみよう。


 げんこつまた喰らった。

SCP-871の解説は今回だと言ったな・・・


あれは嘘だ。


本当にごめんなさい。ストーリーの進行的に考えて次回になりそうです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みいただき有難うございます!
ストーカーの転生憚~前世では守れなかった貴女を、今度こそ~
連載中です!
気に入ってくれた方は『ブックマーク』『評価』『感想』をいただけると嬉しいです
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ