大馬鹿野郎
お久しぶりです。私用が立て込んでで全然書けませんでした。そのためかなり短めですが少しずつ更新ペース戻せたらなぁ、と思います
「だぁー!催眠寝取られ勇者何やってんだあいつぅぅぅ!?」
鳳凰院琢磨、この世界で『勇者』なんて肩書き持ってるけど日本でも凄かった奴だ。
正にリアルギャルゲ主人公?みたいな。美人な幼馴染みがいて、これまた美少女な義妹に慕われて、これまた美人な生徒会長とのっぴきならぬ関係だとか言う話も聞く。それ以外にも沢山の可愛い美少女に囲まれてるリアルハーレムのやべーやつ。その上成績優秀運動神経抜群容姿端麗その上性格も大変よろしい。僕みたいなのにも孤立したときとか声をかけに来てくれるんだぞ?普通に怖い。善人過ぎて怖い。
そんなあいつだが、今はマジでやめてほしい。なぜ来た。
「しかもこれ絶対不味いことになるでしょ……」
洗脳能力のあるSCPー1561の持ち主である魔王。その前には『勇者』。さて、僕が魔王ならどうする?
決まってる。勇者を洗脳して自分の手駒にする。しかも『こちら側が正義であり元いた人間側は絶対悪』という洗脳、というか刷り込みのおまけ付き。これで勇者が魔王側に付くわけだから人類側は士気ががた落ち。さらに精神的に弱くなったところでSCPー1561の能力にかかりやすくなりSCPー1561患者が増えれば裏切り者が人類側で大量発生して簡単に戦線は崩れる。
「あの、大バカヤロー!」
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「ついに現れたな……魔王」
この世界に呼び出された僕たちの使命が、目の前にいる。
あの帝都での放送には目を疑った。僕たちには出来ないような魔法。他の魔法が使えるクラスメイトに聞いてもあんなの使ったら三日は疲れて寝る自信があると言われた。そんなものを軽々と使用するなら、生け贄のようなものすら必要だとも、魔法オタクの三好くんも言っていた。
魔王の居場所はカラフト王国。帰ってきてくれた岡田さん達と一緒に来た魔法使いさんの故郷、らしい。彼女のためにも、そしてこの世界の為にも、僕は剣を取る。
「僕が、僕たちが必ず、お前を倒す!行くぞ!皆!」
待っていろ魔王、今日がお前の命日だ!




