SCP-1561《暴君の託け》
ちょっとなるべく過激にかいてみましたが「なんかおかしいな…」「私の考えてるSCP-1561の力と違う…」みたいなことがあればどんどん言ってください。
SCP-1561《暴君の託け》。いまの僕には召喚できないSCPだ。それは恐ろしい力を持つ。
誰かが装着したとき、その周囲の人間を強制的に配下とする。配下とされたものは精神を改造されSCP-1561を装着した人を『最も高貴な人物』と誤認するようになる。
それだけなら良い。まだ周囲の魔族の士気が上がり対応に追われるだけだ。この局面だと十分ヤバイけど。それよりも不味いのはどうやら高貴なSCP-1561を装着した人を見ただけで一発で陛下の忠実な下部と――
「ってやばい汚染されてる!?」
思わずリーゼロッテさんの目の前で叫んでしまった。何事かと目を見開いて困惑している。
「ど、どうしたのだ……?何か問題があったのか?」
「ヤバイです。良いですか、魔王との戦いは一定のとこまで行くまで僕一人でやります」
「は、はぁ!?何を突然言ってるんだ!?わかってるのか!?いくらなんでもお前一人で倒せる存在じゃない!」
「違うんです。僕一人でやるしかないんですだって、もう魔王もSCPの一部だから」
「な――」
「見ちゃいけないんです、知ってても危ないんですへい……魔王の高貴な王冠は」
「お、おいいま何を言おうとした陛下って言いかけてなかったかしかも魔王の王冠を高貴とか反逆罪疑われて首が飛ぶぞ」
リーゼロッテさんは物凄い慌ててる。僕内心大パニックだよ。偉大なる陛下のSCP-1561について考えただけでこの思考回路だ。一体目にしたらどうなる?
決まってる。『隷属』だ。
「魔王陛下に一番渡るべき物が渡りました」
「な、何を言ってる?」
あれ、やばいおかしな事になり始めてる止めて
「違う違う違う!渡ってはいけなかったんです彼の王冠は陛下に渡るべきじゃなかったはずいやでもあの高貴なる王冠は陛下に渡るべくしたわたり止めろなんだこの思考」
やばい頭ぐちゃぐちゃになってきたやっぱり陛下のご意向に従ってなに言ってるんだそるは人間側の敗北に近いんだよやめろやめろやめろやめろやめろ――
「おち、つけ!」
頭をがいん、と叩く音が聞こえ、頭に衝撃が加わったと思ったらまた意識が暗転した。
僕、ぶっ倒れすぎじゃない?
薄れゆく意識のなかふわふわとした思考のまま意識を失った。
感想、ポイント評価していただくと作者が小一時間ほど小躍りしながら続きを書きますよろしくお願いします。




