表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/78

SCP-444-JP█████[アクセス不許可]

 夢を、見ていた。


 真っ赤な平原に僕は一人ぽつんと立っていた。


 何故か、空を飛べるような感じがして、空を飛びたいと思った。なんか飛べた。体がふわり、と持ち上がり空中に身を投じる。


 空を飛ぶのは気持ちが良かった。風が頬を撫で、景色がぐんぐん変わっていく。


 その時、前から()()()()飛んできた。近づくとそれがなんなのかわかってくる。


 ()()()()()()()()


 それは僕を啄み、咀嚼する。


 その光景が、何度も、何度も何度も繰り返された。



 恐れよ、畏怖せよ、崇めよ、称えよ。

 其は見つめるものなり。其は魂を喰らう認識の鳥。

 

 あかしけ やなげ 緋色の鳥よ くさはみねはみ けをのばせ

 なのと ひかさす 緋色の鳥よ とかきやまかき なをほふれ

 こうたる なとる 緋色の鳥よ ひくいよみくい せきとおれ

 煌々たる紅々荒野に食みし御遣いの目に病みし闇視たる矢見しけるを何となる

 口角は降下し功過をも砕きたる所業こそ何たるや

 其は言之葉に非ず其は奇怪也

 カシコミ カシコミ 敬い奉り御気性穏やかなるを願いけれ

 紅星たる星眼たる眼瘴たる瘴気たる気薬たる薬毒たる毒畜たる畜生たる生神たる我らが御主の御遣いや

 今こそ来たらん我が脳漿の民へ

 今こそ来たらん我が世の常闇へ

 今こそ来たらん我が檻の赫灼ヘ


 緋色の鳥よ 今こそ発ちぬ


 かの認識の鳥は彼の者の(まなこ)の中でいまかいまかと飛び立つその日をただ待ちにけり。


 人は狂う、魔も狂う、その鳥の前には皆等しく餌となる。


 あかしけ やなげ 緋色の鳥よ くさはみ ねはみ けをのばせ


 見るな。聞くな。知るな。目を閉じろ。耳を塞げ。見つかるな。逃げろ。


 ああ、緋色の鳥よ、認識の鳥よ!


 彼の者の眼が開くまで現れぬであろう鳥よ!




 「―――なにこれ」


 目覚めたら知らない天井が見えた。と言いたいがこの天井は見覚えがある。帝国の城、その医務室だったはず。

 変な夢だった。寝汗はぐっしょりしてとても気持ち悪い。


 ()()()()


 近くに置いてあった鞄から取り出したステータスプレートを見る。嫌な予感がする。


 

 ソフィア=パーシモン Lv80


Job SCP-■■■■-AW


STR 3000


VIT 2050


DEX 2500


POW [編集済み]


 スキル

 《剣術A》《魔法切断》《軽業》《鑑定:価値》《再生》《し〇#:^#→》《緋色の魔眼》


 jobスキル

 SCP-■■■■-AW《SCP-foundation》Lv2

SCPシリーズⅠとJPシリーズの召喚が可能

 異界の門が、拡がった



 「え?」


 ―――緋色の鳥よ 未だ発たぬ

SCP-444-JP█████[アクセス不許可]

オブジェクトクラス 分類不可


知るな、見るな、エサを与えるな。


http://ja.scp-wiki.net/scp-444-jp

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みいただき有難うございます!
ストーカーの転生憚~前世では守れなかった貴女を、今度こそ~
連載中です!
気に入ってくれた方は『ブックマーク』『評価』『感想』をいただけると嬉しいです
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ