SCP-■■■■-AWと冒険者 2
「ヨシヒコ・カキツバタさんですね?ステータスプレートはありますか?無ければ簡単なステータス測定を行いますが」
今僕はヴラジ帝国皇都から馬車て二週間ほどの小さな国、フラウデーレの冒険者ギルドにいる。目的は東部連合諸国で何かしらの情報が無いか探すこと。
帝国内部の事は皇帝陛下に任せて僕は未開の地があると言うここに来て魔族の事が無いか探す。
と言う名目だ。
実際はただ帝国から距離を取っておいて冒険者稼業をしてみたかった。それだけ。
それにいつクラスの異世界転移症候群の奴等が来てもおかしくないしね。クラスの中で行方不明になったやつが全く違うところで姫騎士と四天王的立場の人を倒してたなんて事がバレるのも時間の問題だ。なんとか皇帝陛下には口封じを頼んだけど人の口は早い。噂の近くの場所からは退散するに限る。
「ステータスプレートがあります。これです」
ステータスプレートを受付嬢さんに渡す。これは皇帝陛下から貰った偽造プレートだ。因みに内容は
ヨシヒコ・カキツバタ
Lv5
job 剣士
STR 50
DEX 50
VIT 50
POW 50
スキル
《剣術C》
jobスキル
《剣士の心得》
剣を装備しているときステータスオールプラス10
剣の技量が上がりやすくなる。
帝国皇帝陛下発行の偽造書類。訳がわからない。
「拝見しますね……ステータスオール50!有望ですね!」
僕のステータス(偽造)を見て驚く受付嬢さん。書類にその情報を書き込んでいく。これ、本来のステータス見せたらどうなるんだろうか?やらないけど。
因みに、一般人の基本ステータスは10くらいだ。駆け出し冒険者になるとその倍までなって、上級冒険者だと各国の近衛騎士団長レベルまであるのだとか。冒険者ギルドは超国家組織だから傭兵のような事はさせないが、もしギルドが出兵を許したらただの冒険者同士の争いになりそうだ。
そんなことを考えていたら受付嬢さんが書類を書き終えたようだ。
その書類をカウンターから奥の方にある水晶結晶のような魔道具に当てる。書類はポウ、と淡く光り小さくカード状になる。受付嬢さんはそれを持って帰ってくる。
「はい、これが冒険者ギルドの冒険者証。冒険者ランクはFからです。ランク毎に受けられる依頼も変わるので注意してください。Fランクは……あそこですね、あの依頼ボードに貼られている紙を取って受け付けに持ってきて受領してください。ランクは依頼をこなしていくにつれて上がるので頑張って下さい。カードの再発行にはお金がかかるから気を付けてくださいね?」
渡された冒険者証を受けとる。
「ありがとうございます。頑張ります」
「はい。では改めてようこそ!冒険者ギルドへ!」
さて、何から始めよう?




