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第1話『気付いたら生き返ってました⁉︎』

長いのでご注意!

大幅な訂正を行いました。

ミリトの窓、御告げをイリシアの窓、御告げに変更しました。

 俺の名はクリス。現役の見習い剣士…いや、今では過去形か…

 俺はついさっき死んだ。死因は剣で斬られた事による大量出血だ。

 俺は死んだのでせめて死因だけでもと思考を巡らせた。

 一瞬頭に変な衝撃が来た。痛みではない…

 確か俺は死んだ分かれ道で殺された時のことをイメージしていたはず…

 その風景が消えた。何も見えない…思考が飛んで行く…

 多分意識を失ったんだろう…

 気付いたら光の差し込む部屋にいた。


「うっ…クゥゥ!…」


 ベッドから降りて手を伸ばした。

 さっきの衝撃、目覚めたのか?

 差し込む光は微かに暖かく体を優しく包んでくれる。


「もしかして、生き返った⁉︎」


 生き返った様だ。


「信じられない、何が起きた!だがここで迷っていては仕方ない!」


 俺は自分の頬を叩き気を引き締める。


 そこに広がる風景は見慣れていたものだ。ちいさく古びたベット、上に乗るとキシキシと音がする。

 小さな小窓と小窓の近くにある猫の置物と羽根ペン、タンスも古びていてその上には水差とコップ、蝋燭がある。 喉がカラカラで腹が空っぽなので水差しに入ってたわずかな水を飲む。

 緩くて余り美味しくないが朝一番で飲むには丁度良い。

 ひとまずキッチンへ行くか…

 ひとまず顔を濯ぎ飯を食べ歯を磨く。 さてどうするか?


「あ〜パン不味い、たまにはうまい飯を食いたいものだ」


 そんなことを考えながらダイニングルームでペンを取る。

 生き返ったのは確実だろう。

 さてどうするか。

 俺の予想だとこのままいけば確実に昨日の通り魔に殺されるだろう。

 いや、未来の話か。

 対策として剣を帯刀しよう。


 予想だと、起きた時間や部屋の温度、水の冷たさからして、死ぬ前に戻ったんだろう。

 こう、死んだら元に戻ったと言うか…


 一つは無銘の剣で緑の光を放っている。

 効果は風の能力を助長するらしい。いつも俺が使う剣だ。


 もう一つは玉砕の曲刀と言う銘を持つ刀だ。

 結構前に大きな街で買った刀だ。

 効果は攻撃対象が硬ければ硬いほど斬れ味が高くなるらしい。

 つまりバターは切れないが石は切れると言う事だ。


「よし、武装は済んだ… 仲間はどうするか?」


 それと仲間を募ったがほとんどの人が大雨で腐ったコンを植え直す作業をするらしくギールぐらいしか来ない。それと魔術、これだ。

 俺は今まで魔術の事を馬鹿にして避けて通ってきた。

 だが、嫌だからこそ俺は魔術を必要と思い1時間ほど特訓した。

 ファイヤーボール位なら満足に放てる様になった。

 ファイヤーボールは何かしらと物を燃やせるので以外と便利だった。

 魔術は出来るまでが難しいがコツさえ掴めば誰でも使える。もっとも《初級》ならだが…


「魔術も案外良いな…」


 ひとまず武装と必殺技は得た。


 俺《イリシアの窓》を開いた。これは生き物なら誰でも出せる窓だ。

 其処には月日やら所持品一覧やら中には音声案内の機能まである…もっとも半分以上は役立たないものだ。 音声案内なんて聞いても「よく聞こえませんでした」とか、「その質問にはお答え出来ません」などと帰ってくる。

 俺はその中から《イリシアの御告げ》を選んだ。

 イリシアの御告げは命の残り数を表すものだ。

 視界の左上に変な棒が見える。それがイリシアの御告げだ。

 それを可視にする。

 その瞬間、ポンと音がしてまりなの御告げと呼ばれるバーがが点滅し、点滅した場所にイリシアの御告げが点灯して現れる様になる。


「これで良いか…」


 イリシアの窓を閉じた。


「さて外に出るか… そろそろ昼になる頃か、村はさぞかし賑やかだろうな…」


 平屋のぼろ家を出るてしばらく歩き商店街に来た。


「アトルーデさんこんにちは!」


 女の人が声をかけてきた。


「あ、ナリアさんこんにちは!」



 彼女はナリア・ホープ。幼馴染で村一の美人娘らしい。

 その容姿のためか若い頃から英才教育を受け出来ることが多く今は魔術師として様々な事から村を守ったとして最近功績としてホープと言う苗字を貰ったらしい。

 話は変わるが俺の苗字はアトルーデと言う。ここら辺の話は割愛させてもらう。


「ナリアさん調子はどうですか?」


「仕事が忙しすぎますわ…

 大雨が降ったのが夜だったから対処しようにも出来なくて気付いたらコンが腐敗してたましたわ」


「お疲れさんです」


「どうもですわ、アトルーデさんはどんな調子ですか?」


 俺は質問に答える。


「最近は景気が悪いですね…

 大雨のせいで見習い隊の方に仕事が来なくて…」


「あら、そうでしたか。そう言えばその様な格好をして何処へ?」


「あぁ、今日良い天気だったもので散歩を兼ねてピクニックをしようと」


「あら、ピクニックにその様な剣と服装が必要だと言いますの?

 見た限り対人戦をするための装備をしている様な気がしますわ…」


「あぁ、これですか…最近村の外れで犯罪ギルドの人達が増えてると聞いたので念のため」


「あら、その様な話は聞いた事がありませんわ。

 それに窃盗団の面々は大規模討伐で壊滅しかけたのでは?

 まぁ、良いですわ。私はそろそろ行かないと行けないですしそろそろ行きますわ」


「あぁ、ナリアさんさようなら」


「アトルーデさんもお元気で」


 ナリアさんが去って行った頃、正刻の鐘がなった。


 俺は飯と飲み物と笛を買った。

 笛はもし何かあった時、人を呼べる様に買った。


「笛も買ったし大丈夫だな!」


 その時本屋や貸本屋にも寄った。理由は天界語を覚えるためだ。

 幾つか店を周って調べたが結局在庫はなかった。


「本、ないか…」


 ギールと待ち合わせをしているので広場の木へ向かった。


「あ? クリス! こい! こっちだ!」


 ギールは相変わらず痩せた体をしている。


「クリスよ、いきなり呼んでどうした?」


「あぁ、ギール少し散歩しようぜ」


 しばらく2人で道を歩く。


「ギールぅ〜…まだ肌寒いな…」


「おい、剣士なのにだらしないなぁ…」


「ギール! そう言うお前はどうなんだよ?」


「あ? 俺かい? 寒くねーけど」


「………」


 2人であれこれ言ってるうちに丘についた。

 この丘は名前という名前は無い。小さなサラの木と小さなベンチが二つとその間に小さな鐘があるのみだ。

 とは言えどここは村と畑が見える見放しが良い場所ということもあり村人の憩いの場となっている。


「さて、ここで飯を食うか」


「そうだな、クリス…にしてもピクニックなんて珍しいな!」


 生き返る前と全く同じな会話が続く…

 会話に関しては割愛させて貰う。


「じゃなぁな! クリス!」


「あぁ!」


 俺はギールと別れた後わ生き返る前と同じ道を歩いた。

 子供が横を駆け抜けていったりカラスが俺の頭に糞をしかけたり…

 もうじき暗くなるだろうか。

 カサカサと草の揺れる音。そよ風が吹く。

 分かれ道だ、あの運命の… この分かれ道は左へ行くと違う街へ行ける。右に行くと村へ戻れる。


「誰だ!」


 振り向いて言う。誰が出てくるかは大体検討ついてる。

 黒ケープの短剣オヤジが出てくるだろう。


「おい、そこのガキ!ある物全て出せ!で無いと…殺す…俺の名は

 《黄昏の殺人魔》イートデス!今からお前の死を貰う」


 きた〜名ゼリフ… いや、ふざけずに対処しよう。

 シャーン… 俺は緑の方の剣を鞘から抜く。


「ほぅ、嘆くより一番に剣を抜くか… お前、美味そうだ…

 他の者なら嘆いて、いくらでも金をくれるから許せというとこだが…

 まぁ、もっともいくら貰っらった 所で、殺る事には変わらんがな… ハハハ… ん?

お前の目は何かが違う… まるでこうなることを知っていたの様に…

こいつはレアだな…目には目を歯には歯を…特別に俺の剣を見してやる事にしよう」


「おっと!」


 俺は奴の剣を見る。

 黒いと思っていたが緑色の逆光がある、毒だろうか?いや、前にこいつで斬られた時は毒など無かったが…

 少し重い気がする。


「まぁ良い、それより返せ… ハハハ気に入ったか? だがそいつはやれん」


「こんな邪悪な剣は要らんから返す!」


 俺は剣を返した。


「ハハハそうか、さてスイートタイムに行くか」


 ぶっ殺れるものなら殺ってみろ…

 ざぁん! 俺の剣は太い音を立てて短剣へ向かった。 


「ん?」


 変な音を立てて剣がぶつかった…いや!短剣が奴の短剣が俺の剣を通り抜けた⁉︎


「何⁉︎… ガァァァ〜!」


 頬を大きめに斬られた。

 焼ける様にひんやりと痛む。

 イリシアの御告げが少し減る。


「どうだ?」


 奴は微笑む。

 なぜ剣は短剣を通り抜けた⁉︎


「なぜだ! 何故? 鉄の棒で戦った時は棒が短剣を通り抜け無かったはずだ!」


 意味がわかんない…何故だ!くそ!


「鉄? いつの話だ? まぁ良いか…」


「ハァーーー!」


 短剣に剣を振るう。

 やはり…


「無駄だ… んぐっ?」


 右手の剣を離して右手に曲刀を持ち、下から上へ薙ぎ払う…

 曲刀は短剣に差し掛かり短剣を捉える。


「イッケーー!」


 その瞬間。

 音を立てて剣がぶつかり合った。


「ピィィィーーーッ」


 笛を鳴らす。

 イートデスが顔をしかめながら言う。


「何⁉︎この剣が… 剣の… 無捉刀(むそくとう)が⁉︎」


「無捉刀だと⁉︎」


 それは伝説の名刀と呼ばれる剣で確か剣の効果は剣の効果を無効化するはずだ。

 短剣が折れた。


「グゥゥッ!」


 イートデスの顔中に破片が刺さり流れた血を手に取り赤い血を見ながら顔をしかめた。


「アグゥゥゥ!グハァァァ!」


 飛んできた短剣の破片で右手が切れて鮮血が噴き出てる。イリシアの御告げが三分の一ほど減った。だがここで止まらない。

 これは半分ほど亀裂の入った曲刀を捨てて口に笛を咥えた。


「ピィィィーーーッ」


 笛を鳴らした。


「ぐぐっ!」


 奴が怯んだ。

 俺は曲刀で攻撃した際に大きな石の上に足で剣を置いた。


「いける!ハァァァーーーッ!」


イートデスは目を見開いた。

 俺は緑の剣を柄の部分を思いっきり踏んだ。

 梃子の原理で剣が宙に舞うを


「我に神の加護と知恵を恵んでくださいませ

  我に神の喜怒と愛楽を恵んでくださいませ

  セクセッションファイヤーボール!」


 たちまち大小様々の火の玉が様々な方向へ飛んで行く。

 森の木が燃えたり草が燃えたり農作業小屋が燃えたりした。

 ザク!剣が綺麗に地面に刺さった。


「アーグアーー… アーーー…」


 イートデスの頭部に火が付いてたちまち全身に炎がまわる。

 俺は剣を地面から抜いて構えた。

 イートデスの燃えてるケープがこちらへとんでくる。

 急いで剣を振ってケープを切る。 俺は目を疑った。

 奴の体にはどこにも焦げた跡が残っていなかった。

 そう言えば頬と腕の痛みはどこへ?

 俺はイートデスの左腕を斬る。


「グッ!」


 鮮血がイートデスの左腕から噴き出る。

 俺はいけると思い、剣を思いっきり右腕に向かって振る。

 両手がなければイートデスも太刀打ちできんだろう。

 イートデスが体を前に出した。死にたいのだろうか?


「ハァァァーーーッ!…」


 剣が通り抜ける音と物が切れる音がした。


「グァーー!ハァッハァッハァッ…」


 腹が斬られた。内臓に関しても幾つか切れただろう。

 イリシアの御告げは半分以上減った。

 イートデスはと言うと… 俺の剣は肩にあった銀色の板に食い込んでいた。


「ケホ… 負げがぁ…」


 どうも俺はいつもの《ケープ姿》に見慣れ過ぎていた様だ。


「ここまでだ… 俺の番だ… いいか、剣は折れたからといって使えなくなる訳ではない…」


 イートデスは短剣を地面に置いて懐から何かを出した。

 とてつもなく真っ黒な剣で長さはかなり短い。剣も針の様に尖っていてレイピアの様だ。


「ハハハ… 最後に一言、言いたいことはあるか?…」


 お約束の遺言。

 もう二度と生き返ることなどないだろう… 俺は力を腹に入れて言う。

 腹に力を入れたせいか、腹から血が噴き出る… 出血量からして数分で死ぬか…

 イリシアの御告げが少しずつ減って行く…

 声にならない声で言う。


「ケホッ! ナリアにケホ… 俺の分まで生きてくれとケホケホ… 伝えてくれ…」


 そう言った瞬間、俺の頭に激痛が走る。


「グァーーァァァァ!」


 頭が割れる、くそ痛ぇ…


「フフッ」


 イートデスは笑いながら言った。


「時期に苦しくなくなってくる」


 もちろん俺の頭にその様な言葉は入って来ない。

 頭の痛みは少しずつ減ってくる… まぁ、まだかなり痛いが。

 嗅覚が無くなってくる… せめて散ったサラの花を愛でたい…

 次第に聴覚と味覚が無くなってくる…脳の機能がだんだんと落ちて行く…

 早く死なしてくれよ… だがおかしい… イリシアの御告げは全く減らない…

  いや、正確には減ってる、だが脳天に剣をぶっ刺して発生するダメージ量ではない。

 次第に舌が動かせなくなり感覚がなくなり視覚以外何も感じられなくなる。

 寝る時にだんだん意識が落ちる時に似ている…

 視界が狭まっていく…

 最後瞬きした時、クリスは涙を流した。


 人界歴3215年 サラ月 10日 7時頃 クリスは殺された。


 ***


 見覚えのある場所だ…目の前にある謎の画面…手元にあるイリシアの窓の様な画面…

 スュウィィーンダカダカドンドンジャン♪♪ 謎の音楽が流れる。


「ここって、前に来た?所?」


 俺は例により、ミリトの窓の様な画面の右側を触り、石で出来たボタンを押す。

 視界が白くなり、意識が飛んだ。


 ***


 生き返った。

 イートデスにぶっとい針でぶっ刺されて死んでから一ヶ月が経った。

 あれこれしてみたが、分かれ道に行けばイートデスに殺された。

 それ以外の所に行けば他の奴に殺された。

 結局家に居れば殺されなかった…


 ついでだが、ナツ月あたりにミリトの窓のどこかに《Save(セーブ) Point(ポイント)が更新されました》

 と書いてあった。

 文字は読めなかった。多分生き返る事に関連しているのだろう。


 進展もあった。 イートデスの持っていた剣について調べた。


 《効果》

 1.剣が当たらない(剣がすり抜ける)

 2.相手の剣で斬った切り口の痛みが次第に無くなる(剣の緑色の粒子の効果)

 3.自己修復(何らかの血が付着した状態で鞘に入れる事により修復する)


 らしい。どれも脅威だ。

 ついでだが、効果に関しては隣街の本屋などで調べた。

 後自分の持つ曲刀の効果も調べた。


 《効果》

 1.攻撃対象が硬ければ硬いほど攻撃力倍増加

 2.相手の剣の効果を無力化(例えば武器破壊の効果を持つ剣の武器破壊効果を無力化)

 3.イリシアの御告げ少量増加


 らしい。これに関しては剣を買った商店のおいちゃんに訊いたら、あっさり教えてもらった。


 黒いレイピアに関しては手がかりすらなかった。


「せいぜいこんな所か」


 俺は水を飲む…


 魔術を極めて初級魔術が全て使える様にしたのと、決して安いとは言えないローブとケープを買ったのと、近接術を学んだ。剣術も練習して、上級まで上達した。

 備えあれば憂いなしと言うしね…

 ナツ月、ナツメンと呼ばれる赤い実が木々にできることからこう呼ばれている。

 それはそうと今日はナツ月 6日、今日も家で色々と調べていた。

 ちょうど昼頃だった。


「疲れたぁ〜飯食うか…」


 飯を食おうとした時だった。

 上の屋根からキシキシ音が響いていた。

 最初は何もないかと思ったが、天井が半日程、キシキシなっていた。

 今日のお昼のメニューはパン二個と近くでくすねたナツメンの干物とスープです…


「頂きます」


 俺はパンを口に入れようとしたその瞬間。

  ーーーーーーーー

 轟音を立てて屋根と天井が落ちてきた。


「へ⁉︎」


屋根と天井が床に物が落ち、俺の頭に骨組みが当たった。


「フガァ⁉︎」


 瞬時にイリシアの御告げが無くなった。


 クリスは骨組みが直撃して無様な姿で死にました。

 もちのろんで生き返るが…


 ***


 生き返ったので、さっきと同じ様に状況整理をした。

 今度は骨組みが当たらぬ様に玄関に逃げて、そこで胡座をかいて飯を食った。

 部屋の方から、玉の様な物が転がる音がした。


「今度は何だ… てか俺絶対誰かに追われてるよなぁ…」


 変な音がした。


「焦げ臭ぇ… 何だよ?…」


 俺はダイニングへ向かった。

 ボヤでもあったのか?

 ダイニングルームに入る為の扉近くの炎が少しずつ大きくなってきていた。


「やべ、ゴホッ!逃げねぇと…」


 玄関でパリンと音がした。

 俺の家は玄関がガラスの遣り戸になっている。

とてつもない熱さを感じた瞬間視界が真っ赤になりイリシアの御告げが三分の二が消え去った。


「ギャ〜〜〜!あー!ガァァァ!」


 全身を激しくバタバタ駄々をこねる子供の様に動かす。

 尚もイリシアの御告げは減り続けた。

 フラッシュオーバーと言ったか…

 最近魔術の教本で学んだ…


「熱ぃ…」


 情けない言葉が出た後、目を瞑った。


 クリスはフラッシュオーバーの炎により焼死した。


「生き返るか…」


 ***


 生き返った。

 さっきと同じ朝…状況整理した後、俺は昼から外へ出掛けた。

 商店街に入った所で、黒い服の人達に出会った。


「おい、ちょっと来い!」


 怖い顔したお兄さんがそう言ってきて腹が立ったので緑の剣の柄に手を付けた。


「テメェ、抵抗するなら殺すぞ!」


 どうもお兄さん達はイートデスの仲間達らしい。


「そこまでよ!」


 女の人の声が響いた。

 これが運命の出会いだっった。


誤字脱字多かったらごめんなさい。

もし文字の間違いを発見されましたら、私にご報告していただけると嬉しいです。

活動報告も見て頂けると嬉しいです。

いくつか、難しい言葉や、わかりにくかったところを説明させて貰ってます。

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