表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時渡り 恋渡り  作者: Artemis
9/11

日常

平「新ぱっつぁーん!!魚いただきぃー!!」

新「あっ!!平助てめぇ!!」

土「お前らうるせぇよ!!夕飯食うときくらい静かにできねぇのか!!」

沖「今日の夕餉は誰が作ったんですかー?」

土「俺だよ悪ぃか!!」

沖「まずいですよー土方さん。」

近「確か不味・・・いやいや珍妙な味でいいぞ歳。」

左「近藤さん・・・・かばえてねぇよ・・・(汗」

紫「不味い・・・。」

土「おい!はっきり言うな!だったらお前が作れ!!」

紫「いいですよ?土方さんよりはマシですから。」

全「本当か!?」

紫「はい(ニコッ」

全「・・・/////」

土「まぁ、今日は解散だ。明日の朝から頼む。」

紫「分かりました。」

左「すまねぇが紫紺、先に部屋に帰っててくれ。」

紫「・・・(コクン」

   テクテク

紫「山崎さん。いますよね?出てきてください。」

崎「本当に君には敵わないな・・・。」

紫「先程の左之さんとの話も聞いていましたよね?」

崎「あぁ、すまない。」

紫「では、これからする事を誰にも言わないでください。」

崎「・・・え?」

   スッ・・・・

私は立ち上がり部屋を出て屋根に跳んだ。

  トンッ。

あー、空が綺麗・・・。初めて人にあの事を自分から話した・・・。

初めて人前で泣いたし・・・。

・・・あの人が優し過ぎるんだ。甘え過ぎてはいけない。

左「紫紺?」

紫「・・・はい。何でしょう。」

左「降りて来いよ。寝る時間だぜ?」

紫「・・・(コクン」

  トッ   スタッ

紫「何故分かったのですか?」

左「気配がしたからな。」

紫「考え事をしていたので忘れていました・・・。」


私としたことが・・・失念してた・・・。


紫「あ、左之さん。」

左「ん?どうした?」

紫「明日の朝食は何がいいですか?」

左「紫紺の作る料理なら何でも?(ニコッ」

紫「!?・・・/////分かりました。では、おやすみなさい。」

左「おう。あ・・・お前の布団無いから俺と一緒でいいか?」

紫「はい。」


寝るの少しだけにしよう・・・。殺されかけても困るし。

朝早く起きなきゃ・・・。んー、何作ろう・・・。普通でいいか・・・。

   ゴソゴソ

左「すまねぇな。暫くの間我慢してくれよな。」

紫「・・・(コクン」

左「・・・zzzz」


左之さん寝るの早いな・・・。

新撰組で私は何をやるべきなのか・・・。あ、教科書。

左之さんがどういう人生を歩むのか。

  ゴソッ パラパラ

・・・・私は彼を守らなければいけない。そんな気がする・・・。

そうそう死ななそうだけどそれでも人間だ。すぐに死んでしまう。

左「んぅ・・・?紫・・紺?どうした?」

紫「大丈夫です。なんでもありません。」

左「ん・・・・・zzz」


頭を冷やそう・・・

  スッ

私は立ち上がり部屋を出ようとしたが・・・

  ギュッ  バフッ

え・・・?


左「・・・ダメ。寝るの・・・zzz」


可愛い・・・。まぁ、いいか。寝よう。

その日、私は左之さんに抱き締められながら眠った・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ