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無知な村人世界を変える  作者: 蚊々
村人生活
9/45

馬車馬の如く

「あ~んもぅなんで私がこんなことしなきゃいけないのよ。」


 第一声から愚痴で関係各社の皆様申し訳ありません。

 前回わがまま姫してた幼女はお馴染みとなった酒場でコックとして働いて、上記の暴言。愚痴りながらも鍋を振って野菜炒めを作ってる辺り真面目なのか器用なのか。





 きっかけは洞窟から帰り、依頼の報告を終えて大量のアント素材を売りに行く途中。


「そういえば私『調理』取ったのよ。昨日みたいなカオス2度と参加しないからね。」


 未成年には大人の社交場がよっぽど不健全にみえたらしい。俺もそう思ってた時代あった気もするし、そんなもんか。


「あんなのは慣れだけど、無理して付き合うものじゃないしいいんじゃね。」

「おさなごのてりょうり」



「「村長!!」」

「うむ村長じゃ そしてそちらのヒメア殿は空き家に泊まってるらしいのぅ。であれば村の流儀に従い、幼子の手料理を振る舞うのが当然の恩義じゃな ちなみに村長命令じゃ。」


 この一言で村中の男衆が集まり、女衆は妹、娘、孫の様にヒメアの周りで文字通り手取り足取りレシピを教え女の園を形勢。俺に与えられた宿代は、ヒメアにやった防具『アントの前掛け』(イメージは釣り好きのヒメアに合わせた魚屋の前掛け)が村人に好評で目下人数分生産中。


 村人が着てる服はプレイヤーで言えば裸装備。初めての服が前掛けでいいのかは謎だが実用性には優れてるからいいのか。


 ヒメアの料理も始めはスキルlvが低い性かリアル経験不足かゆで卵から始まったが、出す端から男衆の胃袋に収まっていくのでどんどん高度になり野菜炒めの次は魚を焼き出している。女性陣がどんどん新しいレシピで作らせるので生産スキルでの大量生産出来ないで大変そうだ。あぁ待ちきれない男が酒盛り始めた。またこのパターンか。


「向こうもがんばってるし、俺もいっちょやってやるか。」


 前掛けを繕い終えた所で帽子を作り始める。(ちなみに宿代を労働でお返しなので全部原価代だけは徴収。)


 服飾スキル持ってないので前掛けはただのネタ装備だが、いままでのお礼がわりにハット、テンガロン、キャップ、ワークキャップ、ハンチング、カンカン帽、ついでに女優帽も作ってみるか。


 明日にはこの村から外に出ようとヒメアとも話している。あいつは「もっと他の魚も釣ってみたい」てのが理由だが、もうこの村でチュートリアルを受けてるプレイヤーは誰もいない。


 さてまた今日も村長の話上戸に付き合うか。



 ブラウ 村人

 lv9

 鞭lv6調教lv4革細工lv4木工lv4



お気に入りにまでして読んで下さってる皆様に感謝感謝感謝

大事な事なので3回いいました。



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