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無知な村人世界を変える  作者: 蚊々
村人生活
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アメザリの有効利用その2

 


 通話に気を取られたら落とし穴に落ちました。

 よそ見運転ダメ絶対




「急にどうしたの?戦闘中だった?」

「いや戦闘は・・・今からボスみたいだ・・な。」

「何それ向かわなくて大丈夫?」

 ッツーッツーッツー


 流石に通話してる場合じゃ無さそうなのでぶっちぎる。後であやまろう。

 落ちた先は円形の洞窟。それほど深くなかったらしく、落とし穴だった所から光が射し込みその先に巨大なアリさんです。

 親玉アリ(仮名)は頭と体で2mほどだが尻の部分だけで4mはある。


「女王アリ?けど尻が透明だな。と待っててくれる訳ないか。」


 奥の洞窟からアント・シザーアントが臨戦態勢で大量に沸きだしてくる。


「うじゃうじゃと邪魔だ。  『薙払い』」


 4匹が鞭に当たって横にすっ飛ぶが、薙払いだと倒すにはアントで2発シザーだと3発必要なのに奥から湯水のごとく沸いてきやがる。


 ドーーーン

「アメザリ遅れて登場ってカッコつけすぎだろ。活躍期待しちゃうぞ。」


 穴が小さかったのか無理矢理広げて落ちてきたアメザリは真っ赤なハサミを持ち上げて戦隊ヒーロー(レッド)状態

 俺は通常攻撃親玉アリを削りつつ群がってきた足下のアリを蹴り、鞭の有効範囲に数が纏まったら薙払いのmp温存戦法。アメザリは近づく端から補食。集まった敵にはその燃えるハサミを振り回しての攻撃だが、どちらも本来対多数に秀でた武器ではないのでかなり苦戦を強いられている。唯一の救いは親玉アリの動きがない事か。





「っだ~mp切れそうだ。この弾幕ゲーいつ終わんだよ。」


 雑魚とは言え被ダメージ表示が出るならー01011ミス0ミスーなけ無しの回復薬も自分とアメザリに使ってしまい、アメザリも横からの攻撃に対処しきれずこのままだと数の暴力に『~~我に従い其の力灼熱となりて大地を焦がせ   いつ倒されるか


 ファイヤーストーム』 「いきなり切るって酷いじゃないよ。」


 フェアリーリングでは遅れて登場するのはヒーローだけじゃなく幼女も含まれるらしい。しかもダメージディーラー

 ヒメアが放った炎の竜巻は親玉アリを中心に雑魚アント達の弾幕が薄くなっている。これでかつる。



「場所もわからずこれた事が驚きだがさっさとこの親玉倒すぞ。」


 俺は外す事がほぼ無くなった長鞭をその巨大な尻部分に当て、ヒメアは後ろからファイアーボールで頭を焼いていく。アメザリは...手近なアントを攻撃。ボスにしてもダメージ与えてる感じがまったくしないのはなんだ?



「ちょっとストップ。様子がおかしい、戦闘始まってからこの親玉は攻撃どころか何も行動してこない。」




 ーキヅイテクレマシタカ人間ヨー


 このアリ喋りだしたし


 ー我ハ平和ヲ好ムモノ 危害ヲクワエテバ同胞モオソイマセンー


「ボス戦だったんじゃないの?私かなり無茶して来たんだけど」「ん~イベントなのかな?最後まで聞いてみるしかないだろ。」


 ー話ハココマデデス ソノママ立チサルガヨイ  イヤマテー

 ーソナタ我ガ同胞ニ平和ヲ約束スルノデアレバ契約ヲー



 っぽーん『大蜜壷』を仲間にしますか? Y/N


 平和を望むって戦闘しないのか?土地空いてるからまぁYesだ


 ー同胞モヨロコンデイルー


 同胞?


 っぽーんっぽーんっぽーんっぽーんっぽーんっぽーんっぽーんっぽーんぽんぽんぽんぽぽぽーん


「ピンポンダッシュすんな!」


 届いた大量の通知を整理すると、一家総出で移住決定らしい。


 アント    16

 シザーアント  8

 大蜜壷     1

 土蜘蛛     1

 泥啜り     1


 魔物保有可能数0



 苦労して広げた土地がアリ王国に侵略された気がするけどいいって事にしておこう。まとめて空き地に送っておいた。


 今回のアメザリみてて思ったけど、魔物は確かにステータスが高い。高いけど頭が弱いので敵の弱点ついたりPTでフォロー出来る人間の方がトータルで強そうなので戦闘にはそれほど向いてないのかも。対人プレイ推奨って事か。


「ほらぼやぼやしてないで素材拾う。あっ宝箱あるじゃん貰うよ。」


 偉そうな幼女が対人プレイ推奨に含まれるかはわからないが。


『働きアリの結晶』

 働きアリの努力と汗が固まった結晶

 装飾素材


 二人の背負い袋を一杯にして住み慣れた我が村に帰還。空き地(以下牧場)見るのが怖いけど。


 あぁヒメア用に取ってきた泥啜りアメザリ(笑)は「趣味じゃない。どうせなら魚にして」と言われました。


 お前は王様かなんかか、いや姫なのか。


 ブラウ 村人

 lv9

 鞭lv6調教lv4革細工lv1木工lv4

頑張って広げた空き地はその日の内にアント王国に攻め込まれました。

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