表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無知な村人世界を変える  作者: 蚊々
出稼ぎ生活
18/45

初めてのボス戦闘

 


 縦穴から這いでて来たボス蜂の大きさはざっと3m。地上に出てきた喜びかエサが寄ってきたせいか一つ身震いし、巨体を宙に浮かせる。ー戦闘開始ー



 相手を見て右脇に仕舞ってある長鞭を装備、一つ振るい巻き癖と絡みを取る。中距離と範囲攻撃用のこの鞭は素材の革をなめし、編み込み短鞭同様すべて自作し光沢のある紫色の艶の自慢の一品。色艶の元が茄子なのは考えない事とする。


『スパイダーネット』

 ー木蓮も巧くなったー罠魔術が開始位置でホバリングしている『家老蜂』と俺たちの間、接近しようとすればその下地面すれすれまで降下しなければいけない位置に設置された。とようやく家老蜂が動き出すようだ。


 肉食系蜂特有のするどい顎をカチカチと慣らし威嚇していたが、じれたのか急接近を仕掛け体を曲げるように尻の先端がこちらを向いて。


「 あぶないっ離れろ!」


 そのまま毒液噴射してきやがった。周囲を確認すると酸性の攻撃なのか直撃は避けた藤やんの盾から薄く白い煙が出て設置したはずのスパイダーネットが消滅。ここで詠唱が終わったヒメアの『ファイアーボール』を身を捩った家老蜂の羽に当たり、悔しそうに地面に落ちてくる。ようやく行動出きる俺とルーは武器の届く範囲まで走る。


『挑発』強引にタゲを取った藤やんも表面をすこし焦がした大盾で体を隠したまま突撃。


「そのまま地面這い蹲ってろ。」

「一発目です。」

 二番槍は射程距離の長い俺の鞭は人の頭よりデカい複眼に当てるが目立った損傷がない。続けざまハンマーの振り下ろしで体から比べれば細い足の1本を折る。


「攻略組が遅れを取るわけにはいかないだろ『ぶちかまし』。」

 ダメージを与えすぎたのか横にいるルーを攻撃しようとした所で遅れてきた藤やんが全身で突撃。おぉ完全に嫌がってる。


 ここまでの一連の攻撃はこちらのペースで進めれたが、地上の不利を感じた家老蜂はまた飛び出してしまった。



「っち 飛ばれると厄介だな。」


 よほど警戒しているのか一定の距離を保ちつつこちらの周囲を動き回りヒメアの魔法も大半はかわされ、当たっても体の一部を焦がす程度で逆に毒液散布でじわじわとダメージが蓄積される。藤やんは木蓮の回復魔法で全快し俺は使って貰うほどのダメージではないので前ポケットから回復薬を2つ出し、1つを瓶ごと握りつぶし即時回復もう1つを飲み徐々に回復させていく。


「よぅし やっと突っ込んできたぞぉ。オレの後ろにみんな集まれ。」


 反応して後ろに来てしまったが、相手は猛スピードで突っ込んでくる。まさか変なことしないよね?


「タンクの底力『鉄壁』   どっせ~い。」

 あっさり変な事しやがった。藤やんの体が一瞬青く光ったかと思うと、軽トラ(巨大な蜂)と正面衝突。がダメージを食らったのは軽トラの方でピヨってる。


 先ほど攻撃した複眼に2発3発と鞭を当てると、表面にヒビが入り周りが白く濁った。このまま決める。

 下腹部を焦がし、焦げた箇所を執拗にハンマーで叩きつぶし、ダメージを蓄積させた所でまたも安全地帯を求めて羽が高速で動き出す。



「地上戦なら  『落とし穴』。」


 逃げ出そうとした家老蜂の下に巨大な穴が出現し、自重で体が埋まる。


「これでおしまいだ。」


 全力で且つ小さく鞭を振るう。目標に当たる前に素早く手前に引き戻すと半円を描いた先端は瞬間音速を超えパンっとクラッキング音が鳴り、ヒビが入った複眼が弾け飛ぶ。全身を白く発光させた家老蜂は光と共に消滅しドロップ素材だけが残る。



 ーゲートボス撃破。地下都市『ロックウェブ』の通行許可ー

コンテスト参加の影響でしょうか、ユニーク数が一気に上がってアワアワしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ