表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

望月 雅史 (もちづき まさふみ)

よーし、この俺が珍しくドまじめな話をしてやろう!心して聞けよ!澪!

いつかは分からないけどいつか、必ず起こることの話だ。いつか、お前は独り立ちして、この家を出ていくだろう。俺は出ていかないぜ?親父とお袋の世話をしてやらなくちゃだかんな。んで、家を出た後、帰ってこなくなっても、家族のあったかさを忘れてもいい。ただ、家族からもらったものをなかったことにはすんな。人の愛し方も、大切なものの守り方も、みんな家族から教わったんだ。なくしたらさみしいぜー?

なんでこんな話をしたかって、そりゃ、お前明日好きな人とデートだろ?お兄ちゃんにはお見通しだぜ?澪はそいつと一生過ごすかも知れないし、また別のやつに恋をするかもしれない。死ぬまで独り身とかはやめてくれよ?この俺ですら生涯愛するって決めた人がいるんだ。澪なら大丈夫さ!

まあ、恋やらなんやら以外にも、これからの人生、楽しいこともうれしいこともつらいことも悲しいこともやなことも面白いこともきついこともある。つらいことは目をつむっても逃げてもいい。いろいろあんだから。でも、先走って死ぬな。どんなことだって、いつか笑って思い出せる日が来るんだからな。

あー。何が言いたいかっつーとあれだ!一瞬一瞬を精一杯生きろ!多分楽しいから!

俺の話はこれで終わりだ。ためになったろー?まあなんなくてもいいや。なんかあった時にでも思い出してくれ。

俺がいつか死んだときとか、いや、なんでもねえ。

澪ー、明日デートなんだからちょっと位間食は控えとけってー。トランプでもしようぜ!

副題は「いつか未来の話」でした。

心からどうでもいいね!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ