ポエム 海が良く似合う彼女
詩 「私の道」
心細さを片手に歩む道のりは
外灯のない山道を歩いているようで怖い
一先の未来に希望の光を見つけようと
必死になって生きる
その希望は
心にささやかな喜びをくれた
私の未来は輝くと信じる
私の未来は幸福だと信じる
私は出来る
I CAN I CAN
海の見える
水平線の街を出て
見上げれば山ばかり 坂道ばかりの街
私は登る
私の人生の山を
そしてその頂から
雲を眼下にしたその空の上から
私は未来へ羽ばたく
詩 「私の歩む道」
彼女は海が好きだった
そして海が良く似合った
海岸で微笑む彼女は
まるでアフロディーテのように美しかった
潮風が彼女の髪をなびかせる
その輝く黒髪は
ほのかに香しい匂いを放ち
海を彩る
海よさようなら
私は海から旅立つ
海のない山ばかりの地に行くから
心は海から離れたくないと
だっだっ子のように暴れる
センチメンタルになる気持ちが
海の中へ沈んでいく
泣いても良い
だって海の中だもん
彼女の涙は
海水の塩度を上げてしまった
彼女の顔が笑顔になった時
希望の種が未来の大地に落ちた