ご説明「貴公子は生存溺愛ルートが開放されました」
ここまでお読みくださりありがとうございます。
物語が長くなっておりますので、読み飽きていらっしゃらないことを切に願いつつ。
前書きでは読み落としてしまうことがあろうかと、一話分使っております。ご了承ください。
もちろん「説明不要」と飛ばしてくださっても、差し支えはありません。
先を知らずに読もうと思われる方も、飛ばして頂いたほうがいいかもしれません。
こちらの「花売り娘」は、「地味顔の短期雇用専門メイド(完結済)」から派生したお話です。
ここで主役のような顔をしている貴公子、坊ちゃまエドモンドは、花売り娘では「途中退場」してしまいます。
ですが! ここまで長く続けてきますと、「これはもう、リリーの幸せはエドモンドの隣りにあるんじゃないか」という考えが強くなったところに応援も頂いて、本来の筋を外れての「貴公子生存ルート」でハッピーエンドを目指すことに致しました。
その後「地味顔」のストーリーに沿った展開を投稿予定です。そちらでは途中からヒーロー枠がジャスパーとなります。
「ジャスパー純愛編」は、「地味顔の〜」で投稿予定です。
元々込み入った物語でもないので、混乱されることもないとは思いますが、一応お断りを入れさせて頂いた次第です。
お楽しみ頂けるのが一番ですが、そうでない方もぜひ「読み続ける事が修業になる」とでもお思いくださって(←必要ない?) この後も引き続きよろしくお願いいたします。
――登場人物紹介――
リリー・アイアゲート(18才)
貧民街で花売りをしていた娘。学院を首席で卒業し、この春から社会人。夢は暖炉のある家を持つこと。呼び名は「リリー」「アイア」
エドモンド・セレスト(30才)
公国を治める大公家の次男。弟はタイアン。容姿端麗で公国一の貴公子と名高い。呼び名は「坊ちゃま」「エドモンド殿下」
ロバート・ケインズ
エドモンドの優秀な家令。息子はこの春から家令見習いとなるエリック。呼び名は「おじ様」
アンガス・オーツ(30)
エドモンドの学友で、リリーの恩師。個性は強いが異能の才は誰もが認めるところ。呼び名は「オーツ先生」




