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余命宣告を受けた俺が世界を救う理由  作者: 石田あやね
第4章【 救われた未来で生きる理由】
122/122

【あとがき&反省会】

 今回【余命宣告を受けた俺が世界を救う理由】を最後まで読んでいただき、

 本当にありがとうございました!

 そして、このページにもお立ち寄りくださり、ありがとうございます( >д<)、;'.・


 この作品を考えたのは実はだいぶ昔の話で……もう20年前でしょうか。

 その頃のわたしは漫画を描くのがとても好きで、

 画力ないながらノートに漫画を描いては友達に見せていました(;´∀`)

 その時に描いた話の中の一作がこのお話なのです。


 わたしは一度書きはじめた話は必ず完結させるをいつも心掛けており、

 なろうさんで作品を出し始めてからは全ての作品を完結まで書かせていただいております。

 それは漫画を描いていた頃も同じだったのですが、このお話だけはわたしの画力では表現することが

 とても困難で、未完成で終わってしまった作品なのです。

 何度か小説として書き直したこともあったのですが、どういう訳か自分で納得できる内容にならず、

 20年未完成のままの状態でありました。

 なろうさんで活動を始めるようになり、何作か作品を出させていただき、多くの方に見ていただける機会ができたことで少しだけ自分の作品に自信が持てるようになってきました。そこで、あの未完成だった作品を今度こそ完成させたいという考えに至りました。


 まずはタイトルに悩みました。

 前のタイトルは【君のために】だったのですが、インパクトに欠けるし、タイトルでどんな話かもあまり想像がつかないものだったのでどうしようかとギリギリまで考えました。

 主人公の拓ははじめの設定では脳腫瘍ではなく、ただアキに余命宣告を受けるという展開。

 ただ思いを寄せていた満里奈が命を狙われていることを知ってアキに協力するという単純な物語だったので、それではあまり話としては薄っぺらいのではと思い直しました。

 そこで拓が脳腫瘍という病気をひとりで抱え、生きる意味を見失っている。

 そんな時にアキと出会い、自分の生きる意味を考えていくというものしていくことを決めました。

 余命宣告をされた主人公の葛藤を描くというのをタイトルで伝えたくて、今のものに変更しました。


 拓もそうなのですが、友達である博、文也、満里奈は敢えて普通の高校生らしい人物設定にして、あまり癖の強い人物を出さないようにしています。

 特殊能力とか特別な特技があるわけではないへ平凡な高校生がどうやって世界を救っていけるのかが今回のテーマでもありました。

 組織という存在も全くの悪人という設定にはせず、過去の悲劇のせいで巻き込まれ、自分たちの世界で生きる意味を見出だせていない。そんな人物像にしております。


 なので浬は懸命に立ち向かおうとする拓に心を引かれ、敵でありながらも友情のようなものを感じる場面がありました。姫もまだ両親への愛情を捨てきれず、なんとか計画を止めたいともがく様を描いています。


 個性的なキャラクターはあまりいませんが、だからこそ本当に起こるかもしれないというリアルさを表現できたのではないだろうか? と、勝手ながら思っています。

 非現実的でありながら、もしかしたら起こるかも? そんな風に感じていただけたなら、作者としてはとても嬉しく感じます。


 アキが未来へ帰ってしまった後の話ですが、はじめは書かないで終わろうかとも思っていました。

 拓が雛梨ともう一度出会うために新しい未来へと進み出す、そんな終わりにしようかと考えたのですが、浬や姫のその後も書きたい気持ちもあったのでその後もしっかり書くことにしました。

 最後は雛梨との再会でハッピーエンドという流れだったのですが、いかがでしたでしょうか?

 もし、こんな作品を少しでも面白いと思っていただけたなら感想などいただけると幸いです(´- `*)


 至らない点も多々あったと思いますが、ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 新作【生まれ変わったけど期限付き!?〜家族との再起をかけた奮戦記〜】も良ければ覗いていただければ嬉しいです!


 長くなりましたが、この辺りで終わりたいと思います。

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