メリー
今日あと、一話か二話更新します〜。
「「おかえりなさいませ、ファララ様」」
家に着くとメイネとカエデが迎えてくれた。
あのあと、私達は家に帰る為1日消えたままだった師匠をもう追いかけ回したりしないと約束した。
ちぇっ。絶対いつか聞き出そう。
それにしても、1日、2日過ごしたのに数時間しか経ってない。
実は少しも経ってないけど、それはそれで違和感があるだろうと、師匠が時間を変えてくれた。
最強か。最強だわ。強〜い。これ超えられるのか?
「出迎えありがとね、メイネ、カエデ。アオバ兄様達はどうしてる?」
「アオバ様は伯爵様とお話ししております。」
「グレン様は、お部屋に閉じこもっておられて……」
カエデとメイネが交互に答えてくれる。
ふんふん、アオバ兄様の方は反省してそうだな。
話さなきゃわかんないけど。わかりにくいし。
アオバ兄様はなー詰めが甘くて、なんていうかいい子ぶってるタイプだからなー。別に、悪いわけじゃないんだけど。
多分自分の中で正義っていうか、基準があってそれを超えて欲しくない、みたいな。兄より優れた妹はいらないんだけど、そんな事言ったら可哀想って妹のために我慢できる自分が好きって感じ。
嫌いなタイプ。姉様はそういうとこも含めて好きらしいけど。
『まぁ、グレン兄もアオ兄もこどもなんでしょ。年上なんだし譲歩してあげたら?』
確かにそうなんだけど。よく考えたらアオバ兄様にも、グレン兄様にも前世はあるはずだ。
私は15.16歳で死んだ。フェリス姉様の前世でも、ファララの前世でも。
アオバ兄様は少なくとも、20歳以上までは生きてる。
譲歩? しなくても良くない?
せっかくの姉様からのアドバイスだけど、無視します! ごめん、姉様!
「ねーたん、ねーたん!」
可愛らしいメリルリーファの声が聞こえた。
「おかえりなさいませ。ファララ様」
メリルリーファ専属侍女ピアの声も。
玄関のドアから、メリルリーファを抱っこした、ピアが出てくる。
「メリー、淑女が大声をだしてはなりません」
大声出しまくっていた、メリルリーファを窘めると、メリルリーファはこくん、とうなずいた。
賢可愛い……! ねーたんって! ねーたんって!
「ごめなしゃい。ねーたんにはやくあいたかってゃの」
……可愛いっ。
アオバ兄様あたりが真面目な話してるだろうし……と思っていたのがどうでもよくなった。
今日の予定は、メリーと遊ぶで決定だ。
そのあと、私はお父様達に呼び出された。
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