魔力適性検査
第2章です。
それと、12話 初恋の記憶をかなり変更しました。
よければ読んでみてください。
こんにちは。
私の名前は、ファララ・メノウラーネ、転生者。ただいま5歳。4人兄弟の下から2番目。
最強の魔女ミミリス・スウェン様の弟子で、自分で言うのはなんですが見た目はいい方です。
そんな私は今。神殿に魔力適性検査をしに来ています。初耳だよ。なにそれ!!
なんでも貴族の令嬢、令息達は5歳になるとこの検査を受ける決まりらしい。
この検査では、魔術師や騎士、精霊術師の素質や、適性について調べるらしい。
私は私の適性を知っている。全属性だ。歴史上、師匠と初代国王……勇者くらいしか持ってない全適性。なんというチート。
ちなみに私は良くある転生物語の主人公の様に目立ちたくない、とかはない。
むしろバンバン目立ってみんなに褒められたい。私の前世は最悪だったからね。今世では愛されまくりたい。
「ねぇファララ? これ、精霊術師の素質も調べるって……」
一緒に来ていた、私の姉的存在のフェリス姉様が、不安そうにきょろきょろと視線を彷徨わせる。ここには検査を受ける子供しか入らないため、落ち着かないようだ。
「大丈夫ですよ。姉様。早く終わらせて、メリーと家で遊びましょ?それに、前も受けたんですよね?」
「まぁ、そうだけど。前回よりも向けられる視線が桁違いで」
それはそうだ。最強の魔女の弟子だし。
フェリス姉様も転生者だ。しかし私と違い異世界転生ではなく。俗に言う逆行転生というものだ。
姉様は人生2回目なのだ。
「そういえば、メリーは最近どんな感じなの?」
きょろきょろしていた姉様がにこにこ笑いながら聞いてくる。
メリーは、1年前に生まれた、私の妹メリルリーファの事。メリルリーファは長いのでみんなメリーと呼んでいる。
「最近、立ち上がれるようになったんです。すっごく可愛いんですよ! あとで会ってみてください」
「うん、楽しみにしてる」
姉様が頷いた時に首にかかっている、師匠からの贈り物の青のネックレスが揺れた。
そのあともちょっとお話ししてると。
『今から、魔力適性検査を始めます。名前をお呼びしますので一人一人、祭壇の上に来てください』
神官の声が聞こえた。
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第2章もよろしくお願いします。




