表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/45

姉様


今日はあともう1話更新します。


「あの、フェリ姉様?」


ようやくフェリ姉様が泣き止んだので、声をかけると。


「え⁈ フェリ姉様⁈ 」

「 だってフェリ姉様、前世で死んだの、17だったんでしょう?私、15だし。今世でも5ヶ月年上だから。嫌でした?」


だったら姉だろうと、思ったのだけどダメだったのかな?

尋ねて見ると、フェリ姉様は勢いよく首を横に振った。


「ううん。嬉しい、ファラ」


なら良かった。と思っていると、ふと気付いた。


もう窓の外が暗くなってきている。



あれ?叔母様に、お菓子を届けてって言われたのは、お昼だったよね?

今は秋だし、暗くなるのは早いけど……。

もしかして、フェリ姉様の部屋に来て、3時間以上たってる?


叔母様達呼びに来ないからまだたいして、時間たってないかと思ってたんだけど。

たぶん気を遣ってくれたんだろうな。


「フェリ姉様。そろそろ夕食の時間では?」

「そう……だね」

「……戻りましょっか」

「うん……そうしよっか」


フェリ姉様が、扉の方を見ると、ちょっとずつ開き始めた。


……姉様の魔術すごい。私も使いたい。


「あの、姉様! 今度魔術教えてください!」

「もちろんいいけど……。地味だよ?」

「それでもいいので!あと、またお話しましょう」


フェリ姉様に、そういうと頷いてくれた。


「あと、ファラ。赤ちゃん言葉はここにいる間にちょっとずつなくしていけばいいと思うよ。そっちの方が多分、突然喋り出すよりかはいいと思う。子供って、人の影響受けやすいって、言うしね」


姉様は思い出したようにそう言った。


「はい!そうしますね!ありがとございます!」


たしかに、姉様といる間にちょっとずつ減らしていけば、不信感も少ないだろう。



……そういえば、兄様に婚約者ができるみたいな事、姉様が言ってたような。

ふとそんな事を思い出したが、まぁ、その時はその時だ。今度考えよう。



それよりも明日は星の森に行く日だ。ミミリス様に会えるかな?




読んでいただきありがとうございます!

ブックマーク、評価本当にありがとうございます!


次回は、星の森に行く予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ