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作者: 雨音れいん

日常の中から消されていく顔と名前


そこに並ぶはずだった顔と名前が見付からない


誰かの中の大事な一番が並ばないように


別の名前を列挙して強制的に記憶を上書きしようとする


そんなことをしたって忘れはしない


顔も声も記憶の中に刻み込んで


消されても消されてもまた自分で頭の中に上書きしてやる


自分の中の一番を誰かに操作させはしない


そこに並んだ他の誰よりも


自分の中の一番の顔と名前が頭に浮かんで


誰よりも輝いている


そこに並ばなくても一番魅力的で


永遠に輝き続ける


何年経っても変わらずに


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― 新着の感想 ―
[良い点] これはにゃんとも鳥肌が立つほど、ぐっときました! [一言] 四季さんのレビューから参りました。 読ませていただきありがとうございました(*´ω`*)
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