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第82話 龍王

令和最初の投稿です!令和でもよろしくお願いします。

『……こ、これは……』


『チィ……ッ』



 アスは、足元を狙うように起こった、光を躱し、

 忌々し気に舌打ちをして見上げた。

 

 重力を弄られ、まともに動けずにいるフラード達も

 同じように、何とかに光を目にした。


 よく見れば、光の中に、何かがいる……?



「……グオオ……ッ」


『……あれ、は……?』



 クロの問いに、龍の誰かがポツリと、答えた。



『……龍王……ドラギエナ……!』



「グオオオオオオオオオッッ!!」



 復活した王者の咆哮が、地を揺るがす……。


 その身体は、光属性の魔力によって眩い輝きを放っている。

 目を凝らしてみると、その身体の大半は、魔力の塊になっていた。



『……おいおい……冗談じゃない……』



 アスは、静かに呟いた。……龍王を鑑定して。そう呟いた。



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

名前:ドラギエナ

種族:龍王

系統:ドラゴン系

状態:半霊体

Lv :75/99

HP :127404/127404 

MP :159480/159480    

攻撃力:159480+7970

防御力:127404

魔法力:159480+7970

魔防力:127404

素早さ:145152+7255

ランク:SS

攻撃スキル

「全力攻撃:LV8」「爪攻撃:LV8」「牙攻撃:LV8」「鞭術:LV7」

魔法系スキル

「火魔法:LV8」「水魔法:LV7」「雷魔法:LV8」「土魔法:LV7」

「風魔法:LV7」「光魔法:LV9」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「念話」「威圧」

「並列思考:LV5」「視覚拡張:LV7」「空間把握:LV7」

「気合法」「魔戦法」「竜闘法」「龍闘法」

「集中」「命中補正:LV6」「回避補正:LV6」「危険察知:LV5」

「気配察知:LV4」「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」

「指揮:LV3」「統率:LV3」「連携:LV4」「飛行:LV9」

「超回復:LV9」「MP消費軽減:LV9」「腕力強化:LV5」

「魔力強化:LV5」「加速:LV5」

耐性スキル

「火耐性:LV8」「水耐性:LV7」「雷耐性:LV8」「土耐性:LV7」

「風耐性:LV7」「状態異常耐性:LV10」「苦痛耐性:LV10」

「物理耐性:LV6」「魔法耐性:LV10」

ユニークスキル

「結晶魔法」「竜麟:LV10」「龍麟:LV9」「息吹」

「龍眼」「光属性吸収回復」

称号

「龍王」「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「魔物を滅ぼす者」

「人族殺し」「人族の殺戮者」「竜殺し」「龍殺し」

「最終進化」「覇者」「災害」「天災」

「災厄」「指揮官」「率いる者」「代行者」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



『……凶馬、よ……』



 龍王は、凶馬(アス)に語り掛ける。



『今ならまだ、戻れる。……矛を収めよ』


『……断る、と言ったら?』


『……力ずくで、止めさせてもらおう』



 龍王は、周囲に六つの結晶を浮かべた。


 アスは、怪訝に思いながら、その結晶を"鑑定"した。



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

種族:一ノ晶・カエン

系統:不明

状態:不明

Lv :75/99

HP :55950/55950

MP :55950/55950    

攻撃力:55950

防御力:55950

魔法力:55950

魔防力:55950

素早さ:55950

ランク:S

攻撃スキル

なし

魔法系スキル

「火魔法:LV8」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「空間把握:LV8」

「命中補正:LV8」「回避補正:LV8」「追従」

「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」「連携:LV8」「浮遊」

耐性スキル

「火属性無効」「状態異常無効」「物理耐性:LV8」「魔法耐性:LV8」

ユニークスキル

「守護陣柱」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

種族:二ノ晶・キヨミズ

系統:不明

状態:不明

Lv :75/99

HP :55950/55950

MP :55950/55950    

攻撃力:55950

防御力:55950

魔法力:55950

魔防力:55950

素早さ:55950

ランク:S

攻撃スキル

なし

魔法系スキル

「水魔法:LV8」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「空間把握:LV8」

「命中補正:LV8」「回避補正:LV8」「追従」

「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」「連携:LV8」「浮遊」

耐性スキル

「水属性無効」「状態異常無効」「物理耐性:LV8」「魔法耐性:LV8」

ユニークスキル

「守護陣柱」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

種族:三ノ晶・イカヅチ

系統:不明

状態:不明

Lv :75/99

HP :55950/55950

MP :55950/55950    

攻撃力:55950

防御力:55950

魔法力:55950

魔防力:55950

素早さ:55950

ランク:S

攻撃スキル

なし

魔法系スキル

「雷魔法:LV8」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「空間把握:LV8」

「命中補正:LV8」「回避補正:LV8」「追従」

「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」「連携:LV8」「浮遊」

耐性スキル

「雷属性無効」「状態異常無効」「物理耐性:LV8」「魔法耐性:LV8」

ユニークスキル

「守護陣柱」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

種族:四ノ晶・ネンド

系統:不明

状態:不明

Lv :75/99

HP :55950/55950

MP :55950/55950    

攻撃力:55950

防御力:55950

魔法力:55950

魔防力:55950

素早さ:55950

ランク:S

攻撃スキル

なし

魔法系スキル

「土魔法:LV8」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「空間把握:LV8」

「命中補正:LV8」「回避補正:LV8」「追従」

「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」「連携:LV8」「浮遊」

耐性スキル

「土属性無効」「状態異常無効」「物理耐性:LV8」「魔法耐性:LV8」

ユニークスキル

「守護陣柱」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

種族:五ノ晶・オイカゼ

系統:不明

状態:不明

Lv :75/99

HP :55950/55950

MP :55950/55950    

攻撃力:55950

防御力:55950

魔法力:55950

魔防力:55950

素早さ:55950

ランク:S

攻撃スキル

なし

魔法系スキル

「風魔法:LV8」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「空間把握:LV8」

「命中補正:LV8」「回避補正:LV8」「追従」

「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」「連携:LV8」「浮遊」

耐性スキル

「風属性無効」「状態異常無効」「物理耐性:LV8」「魔法耐性:LV8」

ユニークスキル

「守護陣柱」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

種族:六ノ晶・コウゲン

系統:不明

状態:不明

Lv :75/99

HP :55950/55950

MP :55950/55950    

攻撃力:55950

防御力:55950

魔法力:55950

魔防力:55950

素早さ:55950

ランク:S

攻撃スキル

なし

魔法系スキル

「光魔法:LV8」

技能スキル

「魔力感知:LV8」「魔力操作:LV8」「空間把握:LV8」

「命中補正:LV8」「回避補正:LV8」「追従」

「HP自動回復:LV8」「MP自動回復:LV8」「連携:LV8」「浮遊」

耐性スキル

「光属性無効」「状態異常無効」「物理耐性:LV8」「魔法耐性:LV8」

ユニークスキル

「守護陣柱」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



『……な……な、に……?』



 龍王の周囲を回転しながら漂う、六つの結晶。


 その一つ一つが、アスに勝るとも劣らぬ能力(ステータス)を持っていた。


 六つの結晶が光を放ち、魔法を放ってくる。



『ぬぅッ!』



 結晶から放たれる魔法を素早く回避する。



『ほう。速いな』


『うるせぇッ』



 お返しと言わんばかりにアスが雷や、光属性を失った代わりに得た、

 闇魔法をで反撃を図った。


 しかし、その攻撃も結晶の無数の弾幕で相殺される。



『チィッ……本体を狙う方が先か……!』


『試してみるがよい』



 龍王は、アスをさらに上回る速度で一瞬で距離を詰めた。



「!」


「グアアアッッ!!」



 巨大な尾でアスを地面ごと薙ぎ払う。



『ぬぅッ……!何故重力の影響を……受けない……ッ!』


『答える必要はない』



 淡々と、龍王は返答した。圧倒的な速度と巨体で

 アスを追い詰めていく。



『ヌゥァアッッ!!』


『……"竜闘法"か』



 竜の力をその身に宿し、能力を強化するスキル。

 しかし、それをもってしてもなお、届かない。



『な……何故だァァァッッ!!』


『怒りは、動きの精彩を欠くぞ』



 言うが早いか、アスは全身を光の輪に囚われてしまった。



『ヌ、ヌガ……ッ!』

 

『悪いが、拘束させてもらう。抵抗は損だ』


「グゥゥ……ッ!」



 しかしなお、アスは口を開いて、"息吹"で反撃しようとする。



『無駄だと、言ったはずだ』

 

「ガ……ッ……!?」



 しかし、放った息吹は、龍王の眼前で消滅した。……何かに、阻まれるように。



『神龍様』


『……ッ』


『……いい。……私がやる……』



 龍王の意思を読み取ったクロが、

 憔悴して動けずにいるフラードに代わって、アスの前へと出る。



『クソッ!!ほどきやがれッ!!』


『……アス……。……今の……あなたは……嫌い。……大人しく、して……』



 クロが、闇魔法をアスに放つ。それでもアスは抵抗し続けたが……。


 ……やがて、その意識を落とした。



『……眠らせた。……当分……目覚めない……はず……』


『……感謝する。……ああ……奥様、か?』


『……まだ』


『……そうか、まだか』


((いや、何だよそのやり取り))



 重力が元に戻り、身体を鳴らしながら様子を見ていた

 ダマスカスとヒヒイロカネが内心でそう思った。



『神龍様。ご無事でしょうか?』


『……ッ……。あ……。……ああ……』


『……心の方が、大丈夫……じゃない……。

……彼女も……休ませた方が……良い……』



 クロはフラードにも闇魔法をかけて眠らせた。



『……あなたが、龍王……なのね……?』


『左様。私は龍王ドラギエナ。神龍様に代わり、龍族を収める者』


『私達は……あなたを……助けに来た……。……助けられた、けど……』


『……かたじけない。おかげで我が身は自由となれた。

此度はその恩を一つ返したに過ぎない』


『……そう……それより……これは……どういう、ことか……分かる……?』


『……私の龍眼()には、全てを見通すほどの力はない。

ただ、魔力を感じれば……彼は呪力に深く、蝕まれている』


『……』


『……ここまで、侵食していては、

私に出来ることは……申し訳ないが……無い』


『……やっぱり……。……うん……ありがとう…………』


『……ただ……私の知り得ることで、この症状を改善できるものは……一人いる』


『……まさか……まさか、アイツ……の……こと……?』


『…………恐らく……』


『……でも……アイツは……』


「呼んだ?」



 その声がした方向に、皆一瞬で振り向いた。


 ……いつの間に、そこへいたのか……誰も気付かなかった。

 咄嗟に身構えた者もいた。

 


「まーまー落ち着いてー。ボクは喧嘩をしに来たわけじゃあないから」



 しかし、声の主は、平然とした感じでおどけてみせた。



『……やっ……ぱり……』



 心底嫌そうに、クロは呟いた。



「よっと」



 一方声の主は、気にした素振りもなく、乗ってやって来たのだろうか?

 一匹の龍から降りて、こちらへと向かって来た。



『……貴殿とお会いするのは……初めてだな……』


「そだねー。ボクも今代の龍王に会うのは初めてだね」


『……はぁッ』



 クロは深い溜息を吐いた。



「ねー?おじさんだあれ?」



 ミカンが、無邪気に問いかけた。



「ん?」



 見れば、周りの魔物達は……困惑と警戒の表情しながら、

 その男を見つめていた。



「ああ……これは失礼。自己紹介を、忘れてたよー」



 男は、漆黒の鎧をガチャリと音を立てながら、

 「やっちゃったー」とポーズを取った。



『……ふざけるのも……大概に……して……』


「おお、怖い怖い。黒天馬が怒りそうだから、

そろそろ真面目に自己紹介しようか……」



 瞬間、空気が急に重くなった。

 まるで気温が下がったかのような底冷えするものだった。



「我が名は、"エデン"。……魔王エデン……今代の魔王だ」



 その言葉と共に、魔物達の大半は気を失ったのであった……。


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