第41話 空を飛んでみた
【進化を完了しました】
【各ステータスが上昇しました】
【進化により、レベルが1にリセットされました】
【条件を満たしました。
「魔力感知:LV5」が「魔力感知:LV6」に上昇しました】
【条件を満たしました。
「魔力操作:LV5」が「魔力操作:LV6」に上昇しました】
【条件を満たしました。
「水耐性:LV4」が「水耐性:LV5」に上昇しました】
【条件を満たしました。スキル「雷魔法:LV4」を獲得しました】
【条件を満たしました。スキル「雷耐性LV:4」を獲得しました】
【条件を満たしました。スキル「風魔法:LV5」を獲得しました】
【条件を満たしました。スキル「風耐性LV:5」を獲得しました】
【条件を満たしました。
「光魔法:LV4」が「光魔法:LV6」に上昇しました】
【条件を満たしました。
「光耐性:LV4」が「光耐性:LV6」に上昇しました】
【条件を満たしました。スキル「飛行:LV6」を獲得しました】
【条件を満たしました。スキル「韋駄天:LV5」を獲得しました】
【条件を満たしました。
「HP自動回復:LV1」が「HP自動回復:LV4」に上昇しました】
【条件を満たしました。
「MP自動回復:LV3」が「MP自動回復:LV5」に上昇しました】
あ、頭が……痛い……。
……って、ちょっと待て…………。
……雷魔法に風魔法、飛行能力に韋駄天……
これは鑑定によると、
スキルレベル×1%の素早さ補正がかかるスキルらしい。
つまり、現在レベル5なので5%の補正。
……あ、あははー……や、やばい。ネオやばい。
そのまま、恐る恐る自身の能力を確認のために鑑定してみた。
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名前:アス
種族:ペガサス・ネオ
系統:魔獣系
状態:通常
LV :1/75
HP :15890+8846/24736
MP :11469+8403/19872
攻撃力:11493+6954
防御力:11847+7715
魔法力:11455+7676
魔防力:10816+7886
素早さ:20396+8210
ランク:A
攻撃系スキル
「全力攻撃:LV3」「突進:LV3」「蹴撃技:LV3」
魔法系スキル
「水魔法:LV5」「雷魔法:LV4」「風魔法:LV5」「光魔法:LV6」
「治癒魔法:LV4」
技能系スキル
「鑑定:LV5」「魔力感知:LV6」「魔力操作:LV6」「暗視:LV2」
「気合法」「竜闘法」「HP自動回復:LV4」「MP自動回復:LV5」
「威圧」「指揮:LV3」「統率:LV3」「連携:LV2」
「バーサーク」「飛行:LV6」「韋駄天:LV5」
耐性系スキル
「水耐性:LV5」「雷耐性:LV4」「風耐性:LV5」「光耐性:LV6」
「苦痛耐性:LV3」
ユニークスキル
「龍眼」
称号
「転生者」「突然変異」「神龍の盟友」「竜殺し」
「下剋上」「生還者」「魔物殺し」「昆虫殺し」
「総大将」「統率者」「指揮官」「率いる者」
「狙撃手」「治療師」
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うわーい、ステータスがやばーい。
Aランクとはいえレベル1で全ステータス1万超えはおかしいと思う。
そして、何よりも飛行能力が手に入ったことだよね。
この翼を使えば、飛べるんだろうか。
『アス……どうなのだ?おかしなところはないか?』
『……いや、大丈夫だと思う』
『アス様のそのお姿、もしや飛行するコトが可能なのデスか?』
『ああ、多分、飛べると思うよ』
翼にどうも魔力を流す回路のような部分があって、
そこに魔力を流すことで"飛行"のスキルが発動する感じだなあ、これ。
というわけで試しに飛んでみることにした。
まず魔力を翼に流す。翼の蒼い光が強くなった。
そこに軽く助走をつけて、地面を蹴る。
『おおっ!!』
と、飛んだ!……なるほど!翼はスキル"飛行"の発動媒体で、
自分の周囲や脚に風魔法による気流制御が加わって、飛んでいるのか。
無意識的に風魔法を使ったのは本能か
種族特性が成す技なのか……。まあ、いいか。
元々飛べる鳥とは違うし、これくらいしないと飛べないってことなんだろう。
一旦フラード達のところへ戻る。
『ふぅ』
『……アス』
『俺、飛べるようになったよ』
『そうみたいだな』
『いいですねー。私、飛んだことないんで飛んでみたいです!』
『妥協案を出すにしても、例えば俺がミスリルを運ぶとか……?
あ、無理だわ。それこそ他のドラゴンに運んでもらうとかじゃないと』
明後日の方向を向いて答えた。
その後、とりあえず新たに得た魔法や飛行能力を検証することにした。
『雷魔法と風魔法……確かにその二つの親和性は高いと言えば高いが……。
ペガサスはそもそも雷魔法は使えないのだが。
それにそんな風に翼が発光したりもしないぞ』
『……まぁ、だから新種なんじゃないかな』
『そして水属性の弱点を雷属性、光属性で防御しているから……
事実上、弱点は土属性と闇属性……何とも接点のない属性だな』
『まあ、新種だし分からないことの方が多いんじゃないかな』
『むぅ……』
フラードと色々意見を出し合い、自身の能力の把握に努める。
そんな感じで数日が経った。
今日はどれほどの高度なら飛ぶことができるのか、
ということを実験することにした。
『というわけで行ってきます』
『ああ。一応気を付けてな』
翼を羽ばたかせて、空を駆ける。
うーんすごいな。なんていうか、風の床を創り出して
その上を走る感じで飛んで……翼はスキルで全体重を支えつつ高度調整……か?
厳密には違うんだけど、イメージ的にはそんな感じがする。
こうして自身の飛行能力を検証しながら高度をグングン上げていく。
途中でワイバーンやら、ウィングドラゴンなる竜やら、
プテラノドンやら、グランイーグルなる魔物に遭遇したり、
龍眼で姿を捉えたりした。それぞれC、B、A、Aランクだった。
てかこの世界プテラノドンいるんだ。しかもAランクって強いなおい。
それでも構わず行けるところまで行こうと目指す。
段々気温が下がってきた。この世界にもやはり酸素があるのか、
少しずつ息が詰まり始める。
ボチボチ潮時かなあ、なんて思っていた時に
目の前に、とんでもなく馬鹿でかい魔物が横切った。
ただ、その魔物がアレだった。
普通、絶対こんなところにいるわけがない生き物だった。
それは……。
「ボェエエエエエェェェーーーーーッ!!」
(何でクジラがこんなところにーーーッ!?)
そう、それはクジラだった。もうわけわからんので鑑定した。
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種族:ホシナガスクジラ
系統:魔獣系
状態:通常
LV :71/99
HP :65440/65440
MP :47916/66880
攻撃力:19040
防御力:38400
魔法力:35040
魔防力:35680
素早さ:22080
ランク:S
攻撃系スキル
「全力攻撃:LV3」
魔法系スキル
「水魔法:LV6」「光魔法:LV6」
技能系スキル
「魔力感知:LV7」「魔力操作:LV7」「HP自動回復:LV7」
「MP自動回復:LV7」「威圧」「飛行:LV8」
耐性系スキル
「水耐性:LV6」「光耐性:LV6」「苦痛耐性:LV9」
「状態異常無効」
ユニークスキル
「星吹き」
称号
「最終進化」
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「ボェエエエエエェェェ!!!」
ホシナガスクジラが咆哮とともに、潮を吹いた。
……と思ったが、それは潮吹きではなかった。
『あれ、全部魔石じゃねーかッ!?』
ユニークスキルにある「星吹き」だと思うが、
大きく遥か天空に向かって噴出された魔石がそのまま見えなくなった。
『……もしかして、普段俺達が地上から見ている夜空の星って……』
ホシナガスクジラが噴出している魔石が、夜空で輝いているだけなのでは?
……なんか、あまり知らなくてもいいようなことを知ってしまったような。
……いやそれより、この世界、宇宙とかそういう概念がないのか?
もっというと、ホシナガスクジラが噴き出した魔石はどこへ行くんだ?
俺はそれが気になって、さらに高度を上げて飛行した。
遠くでホシナガスクジラの咆哮が鳴り響いた……。




