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一粒短編集  作者: はな豆
3/6

正直。

 正直。


「いつの間にか締め切りが明日になってる」

「分かる」


 正直。


「朝ご飯を食べずに自転車漕ぐと、上り坂でへばる」

「分かる」


 正直。


「思い出せないことにイライラしても、後でそのことも忘れてる」

「分かる」


 正直。


「無くした消しゴムの代わりを購入すると、その直後に発見される」

「分かる」


 正直。


「名前を覚えていない人に話しかける時、『ねぇねぇ』から始まり『あだ名何だっけ』からの『どんな由来』?」

「分かる」


 正直。


「速読できない」

「分かる」


 正直。


「ICカードで改札を通る時、残高が千円以上だとリッチな気分」

「分かる」


 正直。


「板書ノートが雑な日に限って友人に貸す」

「分かる」


 正直。


「バトルは『うぉぉおおおお!!!』って勝つより、発想と工夫で勝つ方が良い」

「意見には個人差あり」


 正直。


「好きな人が沢山いると幸せ」

「分かる」


 正直。


「嫌いな人がいても人生においては必要な存在」

「分かる」


 正直。


「洋服が四日くらいでローテーションしてる」

「分かる」


 正直。


「アラームを三つかけると、起きるのは三つ目」

「分かる」


「からの二度寝」

「分かる」


 正直。


「湯呑で飲むお茶って美味しい」

「分かる」


 正直。


「他人より自分」

「時と場合による」


 正直。


「変わることと変わらないことのどちらが良いか」

「分からない」


 正直。


「靴下に穴が開いても粘る」

「分かる」


 正直。


「携帯の電池が30%台になると気になる」

「分かる」


 正直。


「全てのものは自分にとって必要で、不必要」

「分かる」


 正直。


「この話の終わり方が分からない」

「分かる」




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