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No.1508.グレーに染められた黄緑色の温もり
グラスに添えられた山査子
ほのかな優しさ漂う
琥珀に彩られた原石
きっと磨けば
どこまでも果てしなく
夢がひろがり続ける
八番目の鍵にこめられた
本当の気持ち
露となるかもしれない
一縷の望みにかけて
語り尽くすその言葉こそ
深遠なる存在
グレーに染められた黄緑色の温もり
鏡に消え去った微笑み
苦しい顔だけ浮かんで
一途に進んでいく視線
願い続けて
波紋反射はじめ
九つ目の錠は在りえない
真実の表
裏よりも苦悶な過去
一縷の望みにかけて
語り尽くすその言葉こそ
深遠なる存在
グレーに染められた黄緑色の温もり