最終回~ラストインパクト!
最終回という題名ながら最終回では ありませんが、ここでは、ロマンティックな描写と アクションを描いています。
そして やはり 萌えの登場!
秋も深まる11月半ば、水の聖霊ウンディーヌは、水の力を補給するために 鳥取県観光に出かけていた。
鳥取県観光名所であり 日本の滝100選に選ばれた 雨滝には、赤く燃えるような紅葉が 美しく
穏やかな晴天により 回りの緑や 渓流
が美しく映えていた。滝つぼの広さは
折り紙付きで、まるで 泳げるのか?というくらい 広く美しく 見上げたら 首がだるくなるくらい
雨滝は、高く荘厳だった。
ゴォ~! ゴォ~!
激しく滝が上から落ちてくる。
「ここは なんて 素晴らしい気がもらえるのでしょうか!わたくしは この日本という世界が好きになりそうですわ!」
ウンディーヌは、深呼吸しながら、
水魔力を滝の水によるマイナスイオンパワーにより高めていた。
そうなのだ! 実は この世界にいる海の聖霊ラビアンと決着を つけねばならなかった!
大山魔善美に とりついていたのは
もののけと戦っていた時には わかっていたが あの時は、
もののけ退治に必死で 海の聖霊ラビアンとの決着は、つけれなかった!
いったい どこへ行ったのか ずっと疑問に感じている
ウンディーヌ。
観光バスに乗って
浦富海岸遊覧船へ向かった進んでいたら、後ろから声が聞こえた。
バスの後部座席から「お久しぶりです。みぃゆさん」
ロン毛で メガネの 爽やかフェイスの 春道が 久しぶりに登場して、ウンディーヌに挨拶をした。
「あの… ご無沙汰してましたけど わたくし みぃゆさんではなく 水の聖霊ウンディーヌです。 密かに 雪舟荘でのバトルイベントなどでは あなたに力を 与えてました。」
ツインテールの髪をなでながら
ウンディーヌは、言った。
「あっ あの不思議なパワー… やっぱり ただものではないと思っていましたが
あなた様のお力だったんですね。」
春道は 喜んでいいのか 悲しんでいいのか複雑な口調で言った。
「しかし あなたに また会えた事に感謝しております。
一緒に 浦富海岸遊覧船に 乗りましょう。」
バスは、浦富海岸バス乗り場に 到着して遊覧船チケットを 春道や ウンディーヌは、購入していた。 「はぁあ~ オレ 萌えに 友達以上 やっぱり恋人は 無理! って ずっとふられてるんだよなあ~ なんなんだろ~?一度は お付き合いしてもいいとは聞いたのに やっぱだめって なんやねん?女心は、秋の空かなあ~オレいつも いい人止まりなんだよなあ」と言いながら 春道は、遊覧船乗り場 横のイカ墨ソフトと書いた売店に目をやった。
「大丈夫ですよ。春道さん。失恋は成功の本! とりあえず あのソフトクリーム珍しいですね。買ってから 遊覧船に乗りましょっか?」
精霊でもあるウンディーヌって意外に
グル通なんかなとか心奥で春道は 思いながら、「じゃあ 今日は、ウンディーヌさんを 口説くッス!」と 春道も 早々とソフトを購入して
強引にも ウンディーヌの手をつないで ウンディーは、「ダメですよ。でもわたくし 嬉しいかも。」と言いながらも
言葉と裏腹に
春道が 総社の格闘技のイベントで
萌えに (仮)恋人になるため 優勝した あの日の 事を思い出し 胸が きゅんきゅんしていた。
(いけない… いけない… わたくしとしたことが… 人間に かつて恋をしたら 誰よりも どのモンスターや精霊より一途になり…そして… はっ!)
水の精霊ウンディーヌは、神話にも描かれているように
かつてのロマンティックな恋と
春道の K1やプライドを彷彿させる 格闘イベントの優勝してからの軌跡を 振り返り 恋に落ちては いけないけど
危険な恋に落ちかけていた。
時刻は、16時30分
いいムードだが
晴天から雲が広がり なんだか雨が降ってきそうな天気に変わっていた。
「ひゃっほ~い。 かもめさん ぱねぇなあ。 めっちゃ こっちにくるっす!」
「遊覧船に揺れながら 鳥達も 群がってくる この感じ この時間 なんだか 夢のようですわ。 あぁ~夢なら覚めないで。」
ウンディーヌは、つい開放的な気分になり 本音が ポロッと出た。
「んん?」
春道は、今の発言に 何か意味を感じて
ウンディーヌに聞き返した。
「いやいや 何でもありませぬわ。それにしても、奇岩の数々 小さな島の数々
まるでロビンソン・クルーソーみたいな景色でございまする。」
ウンディーヌは、とっさに 自分の気持ちを 今の発言から悟られないよう
わざと 話題を そらす。
しかし 意外にもさっしがいい 春道!
「ウンディーヌさん!実は、いつぞやの格闘技大会の時とか オレを 影で 支えてくれていたでしょ? オレさあ なんとなく 気づいていたんだ。しかし 今に なって わかった。 オレは、萌えのこと好きだった しかし 降られたのは ある意味 正解だよ。なぜなら君…」
春道が、密かに 思っていた気持ち
そして 萌えのこと忘れるために ウンディーヌに 友達からスタートしようと言おうとした瞬間!
バリバリバリバリ!
荒波が 押し寄せて来て、
船は 大きく揺れた!
「な なんなんだ ありゃああ」
観光客が
海の上を歩く人影を見て仰天している!
「こないだは、もののけ退治に 精一杯で私との決着がつけれなかったな!フフフ。」
そこには、大山魔善美こと海の精霊ラビアンがいた!
「もののけ退治に協力してくれた件は感謝しています。 しかし 今は観光客もいるし 出直してください!」
精霊ともあろうウンディーヌは
春道は もちろん
10名くらいいる 遊覧船の上で精霊ラビアンとは 戦いたくない!
春道は、勇猛果敢に フライングニーを
出して
海上に浮かんでいる 精霊ラビアンに
攻撃しようとした時 「うるさいハえどもめ!沈めぃ!」
精霊ラビアンの孤を描く腕の動きで
海は大津波になり
船も春道も
大津波にのまれて
消えてしまった。
「春道さぁああーん!」
いつも冷静なウンディーヌは、はじめて取り乱し
あたりを挙動不審な動きで
見渡した。
そして 全く 行方不明になった春道や観光船…。
精霊界の裏切り者ラビアンにより、
ロマンティックなムードは、一瞬にして 地獄となった!
「ウチ 絶対 キサマを許さんぜ! 覚悟せえよ!バカやろー!」
水の精霊ウンディーヌは、急に体が水色に光り出し
口調が 怒りで変化して 本来の神話どうりの激しい内なる人格があらわになった。
「うるさい! お前も 沈めぃ!」
ラビアンの津波攻撃を
水のシールドでガードした!
「ちっ! これならどうだ?大山魔善美風の 遠隔気功 波地獄!」
とぐろを巻いた波が、ウンディーヌを
襲うが、ウンディーヌは笑いながら
「あんたの技なんか ウチにとっちゃあ 屁でもねぇさ! 水のシールドは、絶対防御だからな! また春道の仇はとらせてもらうよ!」
水の精霊ウンディーヌは、水のシールドを 上空に とばして なにやら つぶやいたら、水蒸気が
個体になり
水竜になり
精霊ラビアンに
襲いかかった。
ガゴォオォオォ!
一瞬にして、精霊ラビアンは、消えた!
「やっと終わった…!? ラビアンを倒したんだ。 ウチの勝ち…!?」
ラビアンを倒したと思っていたら、背後から
「ケケケケ! 悪いなあ!海と水、同じ水中戦なら 私の方が上だったな。 水の精霊ウンディーヌよ!海の中で絶命せよ!」
ウンディーヌの背後に 海中から現れた 精霊ラビアンは、チョークスリーパーで ウンディーヌを締め上げて、海中へ放り込もうとしていた。
「ただでさえ クラッチ技で 苦しい… なのに 海中へ…
まいった… ウチの負けだ… 春道 さんす… ま…ん!」
海中へ引き込まれて 絶命必須な
ウンディーヌに
奇跡が 起こった。
ブサ ズシリ!
光の刃が、海の精霊ラビアンを
真っ二つにしていた!
声も出ずにラビアンは、海中へ 沈んで行った。
その刃の軌跡を
たどると…!?
「はっ? あ あなたは!」
ウンディーヌは、呆気にとられた。
こうして何者かに助けられた ウンディーヌ!
時空を操る人種と
合流して
妖精の住む国へ帰って行った。
一方 その頃
萌えは、
一人で 奥津にいた。
秋も深まり
真っ赤な紅葉が 奥津渓谷を色づかせ
ゴォオォオォと
渓流の音が気持ちよく、奥津温泉や
近くの県立森林公園に行く途中の観光客で
ふだん混まない道も 渋滞していた。
「秋は いいなあ!紅葉が綺麗なり!原付一人旅ってか!とりあえず この景色を写メしようにゃ!」
萌えは、奥津渓谷の紅葉や 風情ある橋を映していたら、そこに おかしな影が現れた!
パシャ!
「やん やん やん? なんやねん!? これ?」
そこには、地球外生命体? 意味不明な まがまがしい奇体?が写っていた。
水の精霊ウンディーヌ対 海の精霊ラビアンの 水中No.1決定戦からの
光の刃により 誰かに 助けられ
その誰かが わからない。
そして主人公 萌えの奥津渓谷を撮したつもりが 謎の物体が!次回 いよいよ この物語は、クライマックスを迎えます。 最後に 何かが起こる!




