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YUKI先生の章~

萌え アスカ 幸子 ザキさんの章と来て YUKIの章を描いて見ました。

YUKIが なぜ 問題児4人…なおかつ 練習も バラバラ な彼女らに ダンスを指導して 全国大会へ出場させようとしているのか ついに この章で 証されます。

YUKIは、明日 5月19日 ライブハウスイマージュでの成功は、もちろん

萌え達が 全国大会で優勝する事を強く願っていた。


そう… 誰よりも… なぜなら…

時は、1992年5月 YUKIが 22歳の時の事…


沖縄那覇市の気温は、5月初期なのに

33度と

異常気象で

もの凄く 暑かった。

「サムソン! あんたの 踊りやっぱ ちょべりぐよね!」

YUKIは、 trmというアマチュアダンスアーティストグループのリーダーを

務めていた。

メンバーのサムソンは、ロングドレッドヘアーと茶褐色に焼けた肌と

爽やかな笑顔と

ブレイクダンスする姿は まさに ちょべりぐ! って もはや 死語?


お わ た~


「いやいや 小麦哲郎さんのピアノが

ダンスには、一見似合わないように見えるが 突然 降ってくるモンスーンのように 流れる旋律が かっこいいてぃだぁ」

「僕自身、来月の全国大会ダンスイベントで 優勝してtrmを全国区で知ってもらうため 日夜 いろいろ曲作りしてるんだよね」小麦哲郎は、茶髪ミディアムで 優しい眼差しと 華奢な体が特徴的だった。 trmは、沖縄米軍基地や 首里城や 沖縄の海などでの イベントフェスには 必ず呼ばれ

沖縄のカリスマと いつしか 謳われ

沖縄アムラースクールにも スカウトされていたが、 trmは どこにも属さず

YUKIのアクロバティックダンスとボーカルに サムソンのブレイクダンスに 小麦哲郎のピアノで

オリジナリティを大切にしたアーティストとして、道を開いていた。 しかし沖縄だけで メジャーになる つもりはない。 テレビに出て 自分たちの楽曲を知ってもらいたい…

地道なライブにより ついにダンスイベント全国大会がお台場で 開かれた。

「YUKI? なんか 顔色悪くない?」

小麦哲郎は、明らかにYUKIの異変に気づき 心配そうな顔色で声を かけた。

「だ 大丈夫… 一回戦は あたしら突破確実さ。 問題ないぜ」 なんだか 喋り方に違和感を感じらるた。

一回戦 日本舞踊に 侍が登場して 踊り子達を鬼から 助けるという 劇団みたいなダンスパフォーマンスをする

「大衆舞踊道」

の パフォーマンスが会場を 賑わした!

確かに、 各地の温泉施設を 歌とお芝居で巡業している一座だけあり 芝居と日本舞踊をミックスした パフォーマンスは、まさに 和 を感じ取れた。

だが

いかんせん 古臭く

若い世代が ひしめくお台場ダンスイベント全国大会では、

あまりポイントになるとは思えなかった。

事実 Aブロックの ジュリアダンスをアレンジした 踊り子達のグループは、同じくAブロックの

ロシアのコサックダンスパフォーマー達に 圧勝で 勝利して 時代の流れを掴み取り trmの 二回戦の対戦相手は、

「ジュリアナロバーツ」かと 審査員達は思っていた。


芝居舞踊道の グループのパフォーマンスが 終わりtrmは、お互い 手の甲を突き出し、

周りを囲み メンバー全員で声を揃えて 言った。 「時代の流れは、我らにあり

我らが優勝して

そして全国だけでなく 世界のtrmとして 未来を 開くぞ いくぞ~」

「えい えい t r m!」

trmは ステージに上がった。

「皆さん、では沖縄では お馴染み

ベリーミートガール お届けします。」

YUKIが マイクで元気よく 挨拶すると

激しい リズムに あわせて そう trm予備メンバーの一人 サンバ太鼓担当のメガネデブの いっくん の サンバのリズムに あわせて サムソンの 前転からの バック転2連発からの YUKIの バックスピンキックを 高速スウェーで サムソンがよけて サムソンがパンチを出すと そのパンチに あわせてYUKIが人間離れした 跳躍力でひらりと サムソンの腕に飛び乗って

サムソンの頭上に ひょいと乗り上げ

ガッツポーズ!


パチ パチ パチ パチ


会場は、 今日 一番の拍手で trmをむかえた!


続いて サンバとアクションから 一転して

静かな ピアノの旋律が 会場を 柔らかく包み込む!

小麦哲郎から

高原を突き抜ける風のような オーラがでていた!


「いいぞ~ いいぞ~」


「オレたちゃ こんなパフォーマンスを見にきたんじゃあ~」

「あぁ 長生きするもんじゃなあ~」


会場から たくさんの歓声が聞こえ、ピアノと サンバと

軽めのダンスにあわせて

YUKIが歌い出す。


(やった! 予想以上の大歓声だぜ あたしの声は 今日も問題なく 出せてる こりゃあ いけるぞ)

YUKIは、最近 過労で声が たまに出なくなっていたが 声が いつも以上に テンポよく 満足していた。 歌いながら踊り続けるYUKI!

会場から大歓声が止まない!

そして

歌いきり

(やった やった やっちん? こりゃあ あたしら優勝したぜ)YUKIは、満面の笑みで 歌いきり

小麦哲郎や サムソンや いっくん

も 笑顔で 会場を去ろうとすると

予想外な 出来事が

起こった!

「アンコール アンコール アンコール」

まさか 賞レースなのに アンコールが 起こった!

おそらく 大衆は、trmが 新しい時代を作る 沖縄の超新星と認めたから だろう。だが、このアンコールを

引き受けたゆえに

悲劇は

待ち受けていた。


「みんな~ あたいらのために サンキュー! 次は みんなもテンションアゲアゲで いっちゃって~」

YUKIが 大きな声で会場に声をかけると

「いっちゃうよ~」

ノリ良く会場から返事が返ってきた。

いきなり ピアノの旋律が流れ

当たりを

春のそよ風のごときメロディーを会場に響かせ

会場内は しっとりしていた。

その後 いっくんのドラムが 激しく叩きつけられ

YUKIとサムソンが

交錯するように

社交ダンス風に

踊り出して

また ピアノの旋律…「クレイジーヘブンダンス~ 」

YUKIは この曲の題名であり サビの部分を力強く 歌い出す…


「クレイジー~ はっ はっ あっ…」

YUKIの異変に 客席とメンバーの動きが止まる!



ドタン!


YUKIは、パフォーマンス中に 倒れた…


どれくらい時間が流れたのだろうか!?


「ここは、どこ? 大会は? なぜ? 」

YUKIは 周りとカレンダーを見て びっくりするだけでは

すまされない現実に直面した!


病院の病室の中

点滴を打たれ

さらに カレンダーでは 大会 2日後の日付になっているではないか?


「どうなってやがる?」

YUKIは、あたりを見渡した

すると

「YUKIさん~ 意識戻りましたか? ワシどす!」

ぶよぶよのお腹と

メガネで 汗をかきながら むさくるしい メンバーの いっくんが YUKIの前に現れた。

「いっくん… なんで あたし ここへ? 決勝大会は どうなった?」


「YUKIさんがパフォーマンス続行できないと 大会委員会が判断して trmは、一回戦後棄権という判定が 下されました」ふだんから涙もろい、いっくんが 鼻水垂らしながら 泣き出した 鼻水は、ずるずるうるさいは よだれは すごいし 涙も ハンパじゃないが 汗まみれで 病室が大汗洪水注意報が

出されるかのような 感じだった。

「そっか… あたしのせいで… ごめんね。」

YUKIは、黙りこんで 悔しさで胸が締め付けられる思いだった。

しかし 強がりなYUKIは、いっくんが泣いてるからと 言って 自分は 涙を見せたくなかった!


その時

「失礼しま~す」


ナースが 深刻な顔で 病室に入ってきた。


「すいません!メンバーの方… 少し席を外してもらえませんか?」ナースは、険しい顔で いっくんをYUKIから 突き放した!

「いっくんが 水びたしで きしょいから 追い出されるんだぜ いっくん また 後でな」YUKIは、ただならぬ不吉な予感がしたが いっくんを

笑顔で 病室から

送り出した!


「看護婦さん あたしまた、来年 頑張るよ。 なんか 急に倒れるなんて 悪りぃ 悪りぃ」


シーン


ナースは、しばらく沈黙して、 唇を震わせながら、ゆっくり YUKIに 真実を

告げた。


「YUKIさん… あ あなた…は 乳癌です! 今すぐ乳房摘出手術を 受けてください。 でないと 手遅れになります」



「はっ はっ…?」

さすがに 人前では、涙を見せない

YUKIが こればかりは泣かざるおえなかった。

ずっと 泣き続けた…

まるで 一生分の涙を 流したかのように

涙 枯れる まで

泣き続けた…


その後、 無事に乳房摘出手術は、成功し 片方の乳房摘出…


しかし 二度と

恋も出来ない

舞台には 上がれない身体に なり…

trmは解散して、 YUKIは、岡山で

ダンスの先生として 勤務に就いた!

YUKIが 果たせなかった夢

いつの日か 生徒が 全国大会で

優勝するだろうと ずっと願っていたが ダンスクラブは、承認されず いつしか YUKIは、42歳になっていた!

そんな時に

出会った 4人のパフォーマー 萌え ザキさん アスカ 幸子 彼女らには 特別な 何かを感じる

それぞれ問題を かかえているけど 正直 ダンスの基礎さえなってない4人…

とりあえず2日後のライブハウスイマージュで どうパフォーマンスするのか 彼女らにとっては試金石となる舞台だ!

いざ舞台へ!

YUKIは、彼女らをtrmの分身に思えていた。

trm沖縄出身カリスマ性あふれる アマチュアダンスアーティストグループ!

ダンス大会 優勝候補筆頭の trmが

まさか まさかの一回戦後棄権…

YUKIの 辛い過去を 描きました。 作者自身 YUKIの章を どう描くか 迷いましたが まさか こうくるのか…

と 我ながら びっくりする話に仕上がりました。 果たして、彼女らは、近い将来に trmの 分まで 全国で 頑張ってくれるのだろうか?

乞うご期待!

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