表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この星の質量2026  作者: ルビリンス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/9

雪のお地蔵さん

挿絵(By みてみん)


山へと続く細道の

枯草の中のお地蔵さん

誰が被せてくれたのか

赤い毛糸の帽子には

白い雪が薄っすらと


あの子が被せてくれたんだよ


…ますます雪は降り積もる


ほんとはちっとも温かくない

石の地蔵だからね


けれども

気持ちが滲みるんだよ

石だけどね


…どんどん雪は降り積もる


町までは遠い

あの子の温かい身体が

冷えきってしまわないか

心配だよ


色んな人が花を添え

手を合わせてくれる

けれども

願い事を叶えるなんて

できないんだよ

私には


ただ眺めているだけさ

この世という幻を


…降る雪は止みそうにない


つかみどころのない

世の中でも

温かさだけは

本当のものだよ


あの子は無事に

家に帰っただろうかね



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ