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この星の質量2026  作者: ルビリンス


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4/9

闇が宿す色

挿絵(By みてみん)


全てを照らし出そうとする

生きにくさの中で

ひとときの憩いを求めて

暗みを探すことがある

光の裏側の

影に魅かれることがある


モノクロの写真に湛えられた闇は

ネガティブな気配とは裏腹に

温かい色を宿していたりもする


その多層的な色合いの中で

常識に閉じこもっていた意識が

さやさやと羽をのばし始める


クリスタルの切っ先のように

クリスタルの乱反射のように


見える闇と見えない光

見える景色と見えない心


闇に沈んだ景色を

眺めるうちに

凪いでゆくものもある


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