09
お待たせしました
投稿を再開します
「いやぁ、旨かった」
夕食を済ませた私は個室に篭っていた
しかしアクバーの言った通り、料理は絶品だったな
こっちの食材を使ってみるのもいいかもしれない、料理研究部門でも立ち上げるか?
なんて、話が逸れてしまった。
当面は艦隊の補給と整備可能な港の確保に、病院と領民に医療講習を行う学校の設置ってとこだな
あぁ、後は航空基地も欲しい
しかし港……港ねぇ、場所の候補は記憶を元にあるっちゃあるがよくわからん組織の港など領主は許してくれないだろう
「どうしたもんか」
それにしても疲れた。齢15の身体には中々ハードスケジュールな1日だ
瞼が重……い……
「朝か……」
昨晩はいつの間にか眠っていたらしい
時刻は9時半、重役出勤だな……まあ重役ではあるがな
領主に話を着けるために向こうに戻らねばならない
艦内電話を艦橋に繋ぎ、戻る旨を艦長に伝える
『おはよう艦長。私だ、ルークだ。領地に戻るからヘリを手配してくれ』
『了解です。朝食は摂られましたか?機内で食べられるものを用意しておきます』
『頼む。ではヘリポートで』
『はい、失礼します』
やはり艦の生活には未練が残るが、司令官の仕事をしないとな
ヘリポートに着くと既にシーホークが暖気を済ませていた
「食事も積み込み済みです。何時でも飛べますよ」
「ご苦労、領主と話を付けてくるよ。期待していてくれ」
ヘリに乗り込もうとしたところで一つ忘れ物に気付いた
「あぁ、忘れていた。直ぐには必要にならんだろうがサプライ級を1隻配置しておこう。いざという時は使ってくれ」
そういって艦隊最後尾にサプライを創造した
正直補給艦はごちゃごちゃしていて好きじゃない……がこうしてみると結構頼もしく見えるもんだ
「ありがとうごさいます」
「それともう一つ、この海域の調査を行ってほしい。艦隊が停泊港に出来そうなサイズの島があればいいんだが……」
「了解しました。では互いに吉報を待ちましょう」
「あぁ、では行ってくる。パイロット出してくれ」
『こちらセイバー18、発艦許可を求む』
『セイバー18発艦を許可する』
機体が一瞬揺れ、段々と視界が広くなる
そういえば朝食を積んであると言ってたな、えーとこれはサンドイッチか、旨そうだ
私がサンドイッチを食べ終わった頃、陸地が眼下に広がってきた
『司令、まもなく到着します』
ここなら向こうと通信出来るだろう
『ルークだ。ウェッジ聞こえるか』
『こちらノーマッド61、ウェッジは歩哨に立っています』
『わかった。もう間もなくそっちに到着するから誘導を頼む』
『こちらからも今視認できました。誘導灯を持たせた隊員を待機させています』
『感謝する。それからウェッジを呼んでおいてくれ』
『了解』
「着陸します」
機体がギシッと軋みをあげ、着陸した
「では行ってくる。君は艦隊に帰還してくれ」
「了解」
さあ仕事の時間だ
兵器解説
サプライ級高速戦闘支援艦
いわゆる補給艦で満載排水量50,858トンを誇る大型の支援艦艇
艦隊に戦闘等で消耗した燃料、弾薬及び食糧等その他物資を提供する