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就職活動に集中するため、10月中は更新を停止します

申し訳ありません

会議室に向かう途中アクバーから紙を渡された

「護衛艦4隻の艦長の名簿です」

「お、ありがとう」

えーと……タイコンデロガの方がCG-72 ヴェラ・ガルフとCG-73 ポートロイアルで、艦長がロバートにトマス

アーレイ・バークはDDG-124 ハーヴェイ・C・バーナム・ジュニアとDDG-125 ジャック・H・ルーカス、艦長はヴェラックとジェットだな

っと、この部屋だな

会議室に入ると既に4隻の艦長が待っていた

「司令、お待ちしておりました」

「突然呼び出してすまないな、知ってると思うが司令のルークだ。君たちの所属艦と名前は先程名簿で確認した。皆アメリカ海軍が誇る戦闘艦だ、我々の家を頼んだぞ」

私の言葉に艦長達は敬礼で返す

「では早速始めよう」

「して司令、今後についてとは?」

「そもそも何故君たちを創造したかという話なんだが、私の正体がここの領主に知られてしまったからだ。正直なところ追い出されるかは五分といったところだな」

「つまりこの艦隊は……」

「まあそういう事だ、追い出された時の避難先ってことだな。で、まあその場合なんだが、やはりこんな力を得た以上は人々の役に立つ事をするべきだと思う」

「この地域の軍として……と言う事でしょうか?」

「いや下手に軍事バランスに影響を与えるのは良くないだろうから……ここはひとつ医療に手を出してみたいと思う」

「医療……ですか?」

「そうだ。この世界には癒やしの加護なんて云う代物があるせいで医学が未発達だ。しかも加護じゃ目に見える創傷はは治せても内臓破裂は治せないし、癌や結核も治せない」

「しかしそうであれば医学は相応に発達しそうですが……」

「薬学はそれ相応に発達しているらしいが、特に外科は未発達な様だ……これはあくまで噂なんだが、教会が関与しているらしい」

「教会ですか?」

「少し本題から逸れるが、この世界には2種類の教会がある。一つは私が加護を得た教会、これはある種の歴史研究機関の役目をもつ公的なものだ。そしてもう一つが宗教としての教会、アメリカにもあるような私達がよく知る形態だな。だがこれが問題で、奴等ヒルフェ教は"加護至上主義"を掲げている。加護による治療こそが云々……って事らしいがここからが本題だ、そのヒルフェ教が医療研究の妨害をしているという噂がある。私が転生する以前のルークも知っていたくらいだ、かなり黒い組織らしい。まあこれ以上の情報は辺境のこの領地じゃ難しい」

「それじゃあ……」

「そうだ、私達ならその妨害と戦える力がある。最悪洋上で行ってもいいしな」

「宗教と戦争とは骨が折れそうですね……ですが面白い事になりそうです。ヴェラ・ガルフが艦長、ロバート・W・モースは全力でこの任務を務めます!」

「我々も同じく全力で務めます!」

アクバーら5人の艦長が立ち上がり、私に敬礼をする

「あぁ、宜しく頼むぞ。よし会議はこれで終了だ。領主の決定が出てから詳しい動きを説明する。それまでは待機してくれ。さあ!腹も減ってきたし飯としようじゃないか」

「この艦の料理は絶品ですよ」

「益々この家を守らなきゃいかんな」

そう笑い合いつつ一行は食堂へと向かった



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